特許
J-GLOBAL ID:200903000799949232

可変傾斜切込みを備えた指向性トレッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  宍戸 嘉一 ,  今城 俊夫 ,  小川 信夫 ,  村社 厚夫 ,  西島 孝喜 ,  箱田 篤
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-556025
公開番号(公開出願番号):特表2004-523408
出願日: 2001年12月13日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
重車両の前車軸に装着することを意図したタイヤのトレッド(1)。このタイヤは好ましい走行方向を有し、トレッドは、少なくとも3つのリブ(30、31、32、33、34)を形成する周方向の溝(2)を備え、前記リブのうちの2つはトレッドの側部(30、34)を形成し、中間リブ(31、32、33)の幾つかには、全体的に横方向でかつ実質的に互いに平行な複数の切込み(41、42、43)が設けられている。これらの切込みは新品のときのトレッドの走行面に対して垂直な方向にゼロ以外の平均傾斜している。本発明のトレッドは、タイヤの回転軸線に対して垂直な断面で見て、中間リブに形成された切込みが、新品のときのトレッドの走行面上または該走行面の近傍に、走行面との交点での該走行面への垂線に対して0°または0°に近い角度を形成し、一方、これらの各切込みは、前記垂直と同じ垂線に対してトレッドの厚さを増大させる角度を形成する特徴を有する。
請求項(抜粋):
重車両の前車軸に装着することを意図したタイヤのトレッド(1)であって、前記タイヤが好ましい走行方向およびラジアルカーカス補強体を有し、該ラジアルカーカス補強体上にはクラウン補強体が重畳され、トレッドは、少なくとも3つのリブ(30、31、32、33、34)を形成する周方向の溝(2)を備え、前記リブのうちの2つはトレッドの側部(30、34)を形成し、中間リブ(31、32、33)の幾つかには複数の切込み(41、42、43)が設けられており、該切込みは3mmより小さい幅および深さEを有しかつほぼ横方向に互いに実質的に平行に配置されており、これらの切込みは新品のときのトレッドの走行面(S)に対して垂直な方向にゼロ以外の平均傾斜を有し、走行時に路面との接触ゾーンにおいて路面からトレッドに加えられる合力により、切込みの角度が前記垂直方向に対してゼロ方向に向けて縮小されるように構成されたタイヤのトレッド(1)において、タイヤの回転軸線に対して垂直な断面で見て、中間リブ(31、32、33)に形成された各切込み(41、42、43)は、新品のときのトレッドの走行面上でかつ最大でも切込みの深さEの1/3に亘って、走行面との交点での該走行面への垂線に対して最大でも5°に等しい角度を形成し、これらの各切込みは、前記と同じ垂線に対して、トレッドの厚さ方向に増大する角度を形成し、トレッド内方に最も離れた前記切込みの点は、新品のときに走行面上に位置する切込みの点より前方にあるように、前記垂線に対して位置していることを特徴とするタイヤのトレッド。
IPC (1件):
B60C11/12
FI (1件):
B60C11/12 D
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-162261   出願人:横浜ゴム株式会社

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