特許
J-GLOBAL ID:200903000807186308

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022695
公開番号(公開出願番号):特開平5-224928
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 効率的にジャンプ命令をパイプライン処理するデータ処理装置の提供を目的とする。【構成】 命令が格納されているメモリから命令を取り込む命令フェッチ部111 と、命令フェッチ部111 から取り込んだ命令をデコードする命令デコード部112 と、命令デコード部112 によるデコード結果に基づいて命令を実行する命令実行部000 と、命令デコード部112 でデコード中の命令の先頭アドレスを保持するプログラムカウンタ部(DPC29) と、命令フェッチ部111 とプログラムカウンタ部(DPC29) に結合されており、命令フェッチ部111 から転送される分岐変位フィールドの値と、プログラムカウンタ部(DPC29) から転送される命令の先頭アドレスの加算処理を行い、加算結果を命令フェッチ部111 に転送する分岐先アドレス計算部1とを備えている。
請求項(抜粋):
オペレーションコードフィールドと分岐変位フィールドとを含み、その先頭アドレスに前記分岐変位フィールドの値を加算したアドレスに分岐する分岐命令を処理するデータ処理装置であって、命令を格納するメモリと、前記メモリから命令を取り込む命令フェッチ部と、前記命令フェッチ部が取り込んだ命令をデコードする命令デコード部と、前記命令デコード部による命令のデコード結果に基づいて命令を実行する命令実行部と、前記命令デコード部でデコード中の命令の先頭アドレスを保持するプログラムカウンタ部と、新たな命令のデコード処理の都度その命令が前記分岐命令であるものとして前記命令フェッチ部から前記分岐変位フィールドの値を、前記プログラムカウンタ部から前記命令の先頭アドレスをそれぞれ入力して両者の加算処理を前記命令デコード部による前記命令のデコード処理と並行して実行することによりアドレスを計算する加算手段と、前記加算手段により計算されたアドレスを前記命令フェッチ部に転送する転送手段とを有する分岐先アドレス計算部とを備え、前記命令デコード部においてデコード中の命令が前記分岐命令であることが判明した場合に、前記分岐先アドレス計算部は前記アドレスを前記転送手段を介して前記命令フェッチ部に転送し、前記命令フェッチ部は前記分岐先アドレス計算部から転送されたアドレスの命令をフェッチすべくなしてあることを特徴とするデータ処理装置。

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