特許
J-GLOBAL ID:200903000814931515

並列/ベクトル化方法およびその手順が記録された記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-020748
公開番号(公開出願番号):特開2000-222369
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 多重にネストしている条件分岐を持つソースプログラムに対して実行性能を向上させる目的プログラムを生成する。【解決手段】 並列/ベクトルテキスト生成部33は、並列/ベクトル化用の中間テキストを生成する。効果シミュレート部34は、本方式によって作成されるであろう目的プログラムの予測実行時間と、対象となる全処理をスカラで行なった場合の予測実行時間とを比較することにより、本方式の効果をシミュレートする。ここで、スカラの方が効果があると判定されれば、並列/ベクトル化テキスト生成部33で作成した中間テキストを中間テキスト5に反映させない。逆に並列/ベクトル化の方が効果があると判定されれば、中間テキスト5は、中間テキスト4に並列/ベクトル化を反映させたものとなる。コード生成部22は、中間テキスト5から目的プログラム6を生成/出力する。
請求項(抜粋):
ソースプログラムから中間テキストを生成し、該中間テキストに基づいて複数のプロセッサにより並列実行可能な目的プログラムを生成する並列/ベクトル化方法において、前記中間テキストに基づいて、ループ中に条件分岐が多重にネストしている場合、各条件分岐の配下の並列/ベクトル化が可能か否かを判別するステップと、並列/ベクトル化可能であった場合には、並列/ベクトル化用の並列/ベクトル化中間テキストを生成するステップと、並列/ベクトル化した場合の目的プログラムの予測実行時間と、スカラで行なった場合の目的プログラムの予測実行時間とをシミュレーションにより算出して比較するステップと、前記比較結果に基づいて、スカラの方が効果があると判定されれば、前記並列/ベクトル化中間テキストを前記中間テキストに反映せず、逆に並列/ベクトル化の方が効果があると判定されれば、前記並列/ベクトル化中間テキストを前記中間テキストに反映させるステップと、前記中間テキストから目的プログラムを生成するステップとを有することを特徴する並列/ベクトル化方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 630 ,  G06F 9/45
FI (2件):
G06F 15/16 630 A ,  G06F 9/44 322 F
Fターム (3件):
5B045GG11 ,  5B045KK05 ,  5B081CC33
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-293150
  • 特開平2-061727

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