特許
J-GLOBAL ID:200903000826258867
ダストモニタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218670
公開番号(公開出願番号):特開平11-064529
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 測定対象の放射線種別を問わず、自然放射性核種の影響が除去された人工放射性核種の濃度を測定するダストモニタを提供する。【解決手段】 サンプリング濾紙12上に捕集されたダストからのα線、β線、γ線をα-β分離検出器20及びγ線検出器30により検出する。波高分析計数部34は波高弁別によりラドンのβ崩壊娘核種が発するγ線を検出する。同時計数部36は、このγ線と検出器20の信号からα-β波形弁別部24が検出するβ線とを同時計数することにより、ラドン娘核種のβ崩壊イベントを精度良く検知する。演算処理部50はその計数率に換算係数を乗ずることにより、モニタ対象種別放射線のラドン崩壊系列に起因する計数率を推定し、それを当該種別の全計数率から減算する。これにより、ラドン崩壊系列の影響が除去された計数率が求まり、これに基づいて、モニタリング対象核種である人工放射線核種の空気中濃度が求まる。
請求項(抜粋):
集塵されたダストに含まれるモニタリング対象核種が発するモニタ対象種別の放射線の計数率を測定するダストモニタにおいて、前記ダストから発せられたβ線、γ線及び前記モニタ対象種別の放射線を検出する放射線検出部と、ラドン又はトロンの娘核種がβ崩壊時に発するγ線のエネルギーに対応するウインドウが設定され、前記放射線検出部からのγ線検出パルス信号の波高弁別を行って、前記ウインドウに入るγ線を計数する波高分析計数部と、前記放射線検出部からのβ線検出パルス信号と前記波高分析計数部からの計数パルスとのコインシデンスを検知する同時計数部と、前記放射線検出部からの前記モニタ対象種別の放射線の検出パルス信号を計数するモニタ対象放射線計数部と、前記同時計数部の出力計数率に前記モニタ対象種別に応じた換算係数を乗じて、前記モニタ対象種別の放射線の計数率に対するラドン及びその娘核種、又はトロン及びその娘核種の寄与分を求める寄与分演算部と、前記モニタ対象放射線計数部の出力計数率から前記寄与分演算部で求められた寄与分を減算することにより、前記モニタリング対象核種が発する前記モニタ対象種別の放射線の計数率を求める計数率演算部と、を有することを特徴とするダストモニタ。
IPC (3件):
G01T 1/167
, G01T 1/178
, G01T 7/04
FI (3件):
G01T 1/167 C
, G01T 1/178
, G01T 7/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
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ダストモニタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-273695
出願人:アロカ株式会社
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