特許
J-GLOBAL ID:200903000829347542

燃料集合体、及びそれで構成した高速増殖炉の炉心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214145
公開番号(公開出願番号):特開平7-063871
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 高速増殖炉の過渡事象時に液体ナトリウムの温度が上昇しても、炉心の反応度増大を緩和できる燃料集合体、及びそれで構成した炉心を実現する。【構成】 燃料集合体1において、燃料要素束9よりも冷却材下流側に、冷却材流路断面積が燃料要素束9のそれよりも大きい中性子反射領域10を設け、更に中性子反射領域10よりも冷却材下流側に、中性子減速物質領域11と上部軸方向ブランケット燃料領域12とを有する中性子減速物質要素13を束ねた中性子減速物質要素束14を設置してある。
請求項(抜粋):
核分裂性物質を富化した炉心燃料、燃料親物質を主成分とするブランケット燃料、前記炉心燃料及び前記ブランケット燃料を被覆管に封入した燃料要素、前記燃料要素を束ね、前記燃料要素の間の空隙を冷却材の流路とする燃料要素束、中性子散乱物質と冷却材の流路とを有する中性子反射領域、前記ブランケット燃料と中性子減速物質とを被覆管に封入した中性子減速物質要素を束ね、前記中性子減速物質要素の間の空隙を冷却材の流路とする中性子減速物質要素束、前記燃料要素束と前記中性子反射領域と前記中性子減速物質要素束とを取り囲むラッパ管、及び前記ラッパ管の端部に設けてある冷却材流入部・流出部を有する燃料集合体において、前記燃料要素が冷却材上流側に炉心燃料領域、冷却材下流側に炉心燃料領域、及び前記両炉心燃料領域に挾まれたブランケット燃料領域を有し、前記中性子減速物質要素が冷却材上流側に中性子減速物質領域、及び冷却材下流側に上部軸方向ブランケット燃料領域を有し、前記中性子反射領域が前記燃料要素束よりも冷却材下流側に、前記中性子減速物質要素束が前記中性子反射領域よりも冷却材下流側にそれぞれ位置し、前記中性子反射領域の冷却材流路断面積が前記燃料要素束の冷却材流路断面積より大きいことを特徴とする燃料集合体。
IPC (2件):
G21C 3/328 GDF ,  G21C 5/00 GDF

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