特許
J-GLOBAL ID:200903000830291585

比例マイクロカウンタを有する電離放射線検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518325
公開番号(公開出願番号):特表平9-508750
出願日: 1995年11月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】希ガスを充填されたチャンバ(1)を有し、内部比例カウンタ(2)を備え、比例カウンタとチャンバ上方壁部との間に、放射線を電離する吸収域(A)が形成されている電離放射線検出器である。比例カウンタ(2)は、少なくとも1個の陽極(6)と、少なくとも1個の陰極(5)とを有し、これら電極は、互いに平行に配置され、絶縁層(7)によって隔離されている。陰極と絶縁層とは、そくなくとも1個の貫通孔(8)を備え、この孔内には、事実上均等な電界が形成される。これにより、放射線の電離により生じる電子を増倍させる増倍域が得られる。前記検出器は、医学的なイメージング、生物学、結晶学、量子物理学等の分野で利用可能である。
請求項(抜粋):
ガスの充填された囲い(1)を有し、内部に比例カウンタ(2)が配置された電離放射線検出器であって、前記カウンタ(2)が、それ自体と囲い(1)の上方壁部との間に、放射線によりガスが電離される吸収域(A)形成している形式のものにおいて、 比例カウンタが、少なくとも1個の下方電極(6)と、少なくとも1個の上方電極(5)とを有しており、これらの電極が互いに平行に配置され、かつ絶縁層(7)によって隔離されており、さらに、上方電極(5)と絶縁層(7)とが、少なくとも1個の孔又は開口(8)を備え、この孔内には事実上均等な電界が支配し、かつまたこの孔(8)が、放射線の電離の結果生じる電子を増倍する増倍域を形成していることを特徴とする、電離放射線検出器。
IPC (2件):
H01J 47/06 ,  G01T 1/18
FI (2件):
H01J 47/06 ,  G01T 1/18 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-274152
  • 測定装置の検知器
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-501538   出願人:ベータレイキュービシァクゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング

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