特許
J-GLOBAL ID:200903000837735500

雌側端子金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-318860
公開番号(公開出願番号):特開2000-150044
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 雄側端子金具に対して適切な接触圧を示す弾性接触片を備えた雌側端子金具を提供する。【解決手段】 脚部29は、当接部30から折り返し部28へ引いた仮想接線Mと比較すると全体として底壁24から離間する凹み形状となっており、これによって底壁24に対する脚部29の傾斜角度Rが確保されている。従って、タブ71の挿入により弾性接触片25が下方に押し下げられた場合にも、脚部29の当接部30よりも前方の領域が底壁24に接触するということが回避されるため、撓み支点が当接部30より移動しない。これにより、支点移動に起因して弾性接触片25のタブ71に対する接触圧が過剰となることが防止できる。
請求項(抜粋):
前方から雄側端子金具が挿入される筒部内には、この筒部の底壁に固定された基端を第1の支点とし、そこから斜め前方に向かって延出された後に下方へ弧状に回曲する折り返し部が設けられ、且つその折り返し部から戻り方向で且つ前記底壁へ向けて脚部が斜めに延出されるとともにこの脚部の先端は底壁に当接して第2の支点となる当接部が形成されてなる弾性接触片が設けられ、前記雄側端子金具が前記筒部内に挿入されて前記弾性接触片が押し下げられたときには、この弾性接触片が前記第1,第2の支点を中心として撓み変形するようになっている雌側端子金具であって、前記脚部における前記当接部に連なる領域が、前記当接部を一端とし、前記底壁から離間する凹み形状とされていることを特徴とする雌側端子金具。
IPC (2件):
H01R 13/187 ,  H01R 13/115
FI (2件):
H01R 13/187 A ,  H01R 13/115 C

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