特許
J-GLOBAL ID:200903000837751107

車両用熱取出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桑原 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303291
公開番号(公開出願番号):特開平6-127270
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両エンジンの冷却水を使用し、その熱を外部に取出し利用する車両用熱取出し装置で、エンジン始動とともに、短時間に冷却水の温度を上昇させ、その熱を利用する。【構成】 車両エンジン冷却水回路に、内部に吸着物質22を充填させた第1タンク21、及び第1タンクに管路を介して連通させた内部に凝縮液が貯蔵された第2のタンク24を設置し、吸着物質が、気化した凝縮液を吸着する際に発生する吸着熱を、エンジン始動時冷却水に熱交換により吸収させ、冷却水温度を上昇させて、その熱を利用する。
請求項(抜粋):
車両のエンジンの冷却水回路中に介装されて冷却水と他の熱交換媒体とを熱交換する第1熱交換器と、内部に吸着物質が充填された第1タンク、該第1タンクに管路を介して連通されると共に内部に凝縮液が貯蔵される第2タンク及び前記管路を選択的に開閉可能な弁手段からなり、前記吸着物質が気化した前記凝縮液を吸着する際に吸着熱を発生するケミカル・ヒートポンプと、前記冷却水回路中に並列に介装されて前記第1タンク内の吸着物質と冷却水とを熱交換する第2熱交換器と、エンジンの冷却水温を検出する冷却水温検出手段と、前記冷却水回路中に介装され、前記第2熱交換器と前記第1熱交換器及び前記エンジン間の冷却水の循環を許容する開放位置と前記第1熱交換器と前記第2熱交換器間の冷却水の循環を許容し且つ前記エンジンと前記第2熱交換器間の冷却水の循環を防止するように前記冷却水回路を遮断する遮断位置とを有し、エンジンの冷却水温が所定温度未満であることが前記冷却水温検出手段により検出されたときに前記遮断位置とされる遮断手段と、該遮断手段を選択的にその遮断位置と開放位置とに切り替える切替手段とを備えてなる車両用熱取出し装置。
IPC (2件):
B60J 1/20 ,  B60S 1/02

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