特許
J-GLOBAL ID:200903000843058669

ディジタル音声信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121116
公開番号(公開出願番号):特開平8-317496
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】話速変換装置における衝撃音除去と音声レベルに応じた利得調整の両立、目的音声以外の雑音除去、時間遅れを伴った使用者発話のフィードバックの防止、を目的とする。【構成】音声波形の時間長を伸縮する話速変換装置において、衝撃音抑制手段、利得制御手段、フィルタ手段、使用者が発話したときには話速変換動作を中止する手段の少なくとも1つを有する。【効果】衝撃音入力時の過大な出力が防止され、かつ音声のレベルに応じた自動利得調整が実現される。また目的音声以外の雑音が抑制され、目的音声の明瞭度が向上する。さらに時間遅れを伴ってフィードバックされる使用者自身の声で、使用者の発話が妨げられることが防止できる。
請求項(抜粋):
入力されたアナログ音声信号をディジタル化し、上記ディジタル音声信号を入力バッファに記録し、上記入力バッファに記録されたディジタル音声信号をフレーム単位で信号処理し、上記信号処理されたディジタル音声信号を複数個用意された出力バッファのいずれか1つに記録し、それと同時に既に上記信号処理が施されて別の出力バッファに記録されていた過去の音声信号を、アナログの音声信号に変換して出力するディジタル音声信号処理装置において、上記信号処理を行なう手段は、音声のピッチを変えずにその時間軸を伸縮する話速変換処理手段であり、入力信号振幅の短時間における変化量としきい値との比較により衝撃音を検出して衝撃音が検出された際に、一定時間入力信号振幅に減衰係数をかけて衝撃音を抑制するための衝撃音抑制手段、または、上記衝撃音検出の際の観測時間よりも長い観測時間での音声信号レベルの変動に応じて利得を調整する利得制御手段の、少なくとも1つを有することを特徴とした、ディジタル音声信号処理装置。
FI (3件):
H04R 25/00 M ,  H04R 25/00 J ,  H04R 25/00 K

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