特許
J-GLOBAL ID:200903000856502681

いくつかの分離可能成分を含んでいる天然ガスのような流体をフラクション分離する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-269927
公開番号(公開出願番号):特開平9-108501
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 異なった沸点を有する少なくとも2つの成分A、Bを含む、処理されるべきガスのフラクション分離と精留とを同時に達成するためのコンパクトで経済的な方法を提供する。【解決手段】 フラクション分離を下記のような少なくとも2つの冷却及び接触の段階において実施する:a)第1段階において、上記ガスを少なくとも部分的に冷却して少なくとも第1の液体フラクションを凝縮させ、そして上記ガスを少なくとも第1の接触帯域Z1において上記液体フラクションと接触させ、その際上記第1液体フラクションをガスに対して向流で循環させ、そして上記第1の接触帯域Z1の出口において、成分Aを富化させた液体フラクションとガス状フラクションとを個別に捕集し、b)第2段階において、上記段階a)からのガス状フラクションを第1段階と同様に処理して第2帯域の出口において、成分Bを富化させた液体フラクションとガス状フラクションとを個別に捕集する。
請求項(抜粋):
成分Aの沸点温度が成分Bの沸点温度よりも高いような少なくとも2つの成分A及びBが含まれているガスをフラクション分離し、及び/又は処理するための方法において、これが下記のような冷却及び接触の少なくとも2つの段階、すなわちa)第1段階において、上記ガスを少なくとも部分的に冷却して少なくとも第1の液体フラクションを凝縮させ、そして上記ガスを少なくとも第1の接触帯域Z1において上記液体フラクションと接触させ、その際上記第1液体フラクションをガスに対して向流で循環させ、そして上記第1の接触帯域Z1の出口において、成分Aを富化させた少なくとも1つの液体フラクションと少なくとも1つのガス状フラクションとを個別に捕集し、b)第2段階において、上記段階a)からのガス状フラクションを少なくとも部分的に冷却して少なくとも第2の液体フラクションを凝縮させ、そして上記ガス状フラクションを少なくとも第2の接触帯域Z2において上記第2液体フラクションと接触させ、その際上記ガス状フラクションは上記第2液体フラクションに対して向流で循環させ、そして上記第2帯域の出口において、成分Bを富化させた少なくとも1つの液体フラクションと少なくとも1つのガス状フラクションとを個別に捕集する各段階を含む方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭64-038494
  • 特開昭63-046366
  • 特開昭61-035801
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