特許
J-GLOBAL ID:200903000865135241

共振器型弾性表面波フィルタの周波数調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175568
公開番号(公開出願番号):特開平8-046467
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 共振器型弾性表面波フィルタの周波数特性を調整する。【構成】 IDT32、グレーティング反射器33、IDT34、及びグレーティング反射器35全体を覆うように絶縁膜39Aを被着すると、直列腕SAW共振子及び並列腕SAW共振子で発生したSAWの伝搬速度は共に同じ速度だけ低下し、直列腕SAW共振子及び並列腕SAW共振子のリアクタンス特性は共に低周波側へ移動する。この移動量は絶縁膜39Aの膜厚により調整できるので、所望の周波数特性になるまで絶縁膜39Aを被着させる。以上の手順で共振器型弾性表面波フィルタの周波数調整を行うことができる。
請求項(抜粋):
圧電基板上に設けられ、電気信号を弾性表面波に変換した後にその弾性表面波を電気信号に変換する弾性表面波共振子を複数個用いた直列腕弾性表面波共振子及び並列腕弾性表面波共振子からなる梯子型回路に構成された共振器型弾性表面波フィルタにおいて、前記直列腕弾性表面波共振子の共振周波数又は反共振周波数を測定し、その測定結果と前記共振器型弾性表面波フィルタの中心周波数との比較により該直列腕弾性表面波共振子上に絶縁膜を被着するか又はエッチング処理を施して該直列腕弾性表面波共振子の共振周波数又は反共振周波数を調整し、前記並列腕弾性表面波共振子の反共振周波数又は共振周波数を測定し、その測定結果と前記共振器型弾性表面波フィルタの中心周波数との比較により該並列腕弾性表面波共振子上に絶縁膜を被着するか又はエッチング処理を施して該並列腕弾性表面波共振子の反共振周波数又は共振周波数を調整することを、特徴とする共振器型弾性表面波フィルタの周波数調整方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-077407
  • 特開昭59-094910
  • 特開昭55-018159
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