特許
J-GLOBAL ID:200903000871040996

後2軸車用ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094595
公開番号(公開出願番号):特開平8-258692
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】[目的] 構成部品を増やすことなく、ブレーキ配管も簡素なままで、駆動スリップ制御時に、従動輪ブレーキ作動器には圧力が発生せず、同時に従動輪ブレーキ作動器内の残圧を解放する後2軸車用ブレーキシステムを提供すること。[構成] ブレーキバルブ5から供給される圧力に応じて、駆動輪にブレーキ力を発生するブレーキチャンバ11aと、従動輪にブレーキ力を発生するブレーキチャンバ21aとを備えた後2軸車用ブレーキシステムに、判別回路からの指令に応じて駆動輪にブレーキ圧力を供給するトラクション制御圧力弁25からの圧力が供給されているときには、駆動輪側ブレーキ管路部27aと従動輪側ブレーキ管路部27bとの連絡を遮断し、かつ、従動輪のブレーキチャンバ21aと外気とを連絡するようにした遮断弁28を設ける。
請求項(抜粋):
後2軸車の内、一方の軸にはエンジンにより駆動される駆動輪が装着され、他方の軸には従動輪が装着される後2軸車用のブレーキシステムであって、運転者の操作に応じてブレーキ圧力を吐出するブレーキバルブと、該ブレーキバルブから吐出されるブレーキ圧力に応じて駆動輪にブレーキ力を作用させる駆動輪ブレーキ作動器と、該駆動輪ブレーキ作動器に接続されて前記ブレーキバルブから吐出されるブレーキ圧力に応じて従動輪にブレーキ力を作用させる従動輪ブレーキ作動器と、前記駆動輪の駆動スリップを監視する制御回路と、該制御回路からの指令に基づき前記駆動輪ブレーキ作動器にブレーキ圧力を供給する補助ブレーキ装置と、前記駆動輪ブレーキ作動器と前記従動輪ブレーキ作動器との間に設けられ前記補助ブレーキ装置から供給されるブレーキ圧力に応じて前記駆動輪ブレーキ作動器と前記従動輪ブレーキ作動器との連絡を遮断する弁装置とを備えた後2軸車ブレーキシステムにおいて、前記弁装置に前記駆動輪ブレーキ作動器と前記従動輪ブレーキ作動器との連絡が遮断されることに応じて前記従動輪ブレーキ作動器を外気に連絡する排気手段を設けてなる後2軸車用ブレーキシステム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-287755
  • 特開昭61-044035

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