特許
J-GLOBAL ID:200903000873332510
ハイブリッド電気自動車
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100895
公開番号(公開出願番号):特開平9-046821
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 高効率で、停車中にもバッテリを充電可能なHVを得る。【解決手段】 内燃機関(ICE)28の出力トルクを発電機24及びモータ10に分配する動力分配機構38を設ける。動力分配機構38とモータ10との間に順に制止機構40及びクラッチ36を設ける。クラッチ36にて動力分配機構38とモータ10とを連結することにより、ICE28から駆動輪14に至る動力伝達効率を車速によらず高い値に維持する。クラッチ36にて動力分配機構38とモータ10との連結を解除することにより、車両停止中でもバッテリ18を充電可能にする。SHVモードへの移行の際には、制止機構40にて動力分配機構38のモータ側出力軸38cの回転を制止することにより、ICE28のオーバランを防ぐ。SOCセンサ32によりバッテリ18のSOCを検出し、SOCが低下した場合にはSHVモードへと強制的乃至自動的に移行させる。発電機24の発電出力を微少量に制御することによってクリーピングを実現する。
請求項(抜粋):
動力を発生させる内燃機関と、少なくとも発電機として動作可能な第1回転電機と、上記第1回転電機の発電電力により充電される蓄電装置と、上記第1回転電機の発電電力又は上記蓄電装置の放電電力の供給を受けることにより少なくともモータとして動作可能で、下記動力分配機構を介し駆動輪に動力が分配されているときには上記内燃機関から当該駆動輪への動力供給をアシストし、またされていないときには当該駆動輪に動力を供給する第2回転電機と、上記内燃機関にて発生させた動力を第1回転電機側と駆動輪及び第2回転電機側とに差動的に分配する動力分配機構と、上記動力分配機構と上記第2回転電機との機械的連結を形成及び解除するための開閉機構と、上記差動分配機構の軸のうち、上記動力分配機構と上記開閉機構とを連結しており上記動力分配機構と上記第2回転電機との機械的連結を解除するのに伴い自由回転状態となる出力軸を、当該自由回転状態が生じないよう制止するための制止機構と、上記動力分配機構と上記第2回転電機との機械的連結が解除されかつ上記出力軸の回転が制止されるよう上記開閉機構及び上記制止機構を制御することにより、上記ハイブリッド電気自動車の制御モードを、上記内燃機関にて発生させた動力を上記駆動輪及び上記第1回転電機双方に差動的に分配する連続式PSHVモードから、上記内燃機関の動力を上記第1回転電機のみに分配するSHVモードへと、移行させるモード移行手段と、を備えることを特徴とするハイブリッド電気自動車。
IPC (4件):
B60L 11/14
, B60K 6/00
, B60K 8/00
, F02D 29/02
FI (3件):
B60L 11/14
, F02D 29/02 D
, B60K 9/00 Z
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