特許
J-GLOBAL ID:200903000873754457

非単調推論方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216528
公開番号(公開出願番号):特開平5-342000
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】非単調推論において、真理保全処理を高速に実現し、かつフレーム型の知識表現のデータの修正機能や外部からの強制的な矛盾の指摘に対する真理保全を可能にする。【構成】環境管理部31は、1つの仮定が生成される毎に、新たな共通格納領域を生成する。共通格納領域管理部32は、共通格納領域のデータの管理を共通格納領域の間の継承順に基づいて行なう。矛盾原因検索部33は、矛盾が共通格納領域のデータに直接基づいたものか外部から通告されたものかによって、前者の場合、代替の仮定を有する共通格納領域を、後者の場合、通知された理由と矛盾関係にある仮定を有する共通格納領域をプッシュダウンスタック35から検索する。
請求項(抜粋):
環境管理部は、1つの仮定が生成される毎に、仮定の生成に際して参照したデータを格納する共通格納領域名とその仮定をキィとしてもつ新たな共通格納領域をワーキング領域に生成し、生成された共通格納領域名をプッシュダウンスタックに格納する環境管理処理を行ない、共通格納領域管理部は、共通格納領域へデータの登録を行う場合、プッシュダウンスタックの先頭に登録された最新の共通格納領域のみにデータを登録し、共通格納領域からのデータの検索に際しては、最新の共通格納領域から検索を行い、もし該当データがない場合は、プッシュダウンスタックの先頭の共通格納領域のみでなく、その共通格納領域が直接あるいは間接的に根拠としている全ての共通格納領域に基づいてデータの検索を行う共通格納領域管理処理を行ない、矛盾原因検索部は、もし推論中に共通格納領域のデータに基づいた矛盾が生じた場合、代替の仮定を有する共通格納領域をプッシュダウンスタックをポップしながら検索する矛盾原因検索処理を行なうことを特徴とする非単調推論方法。

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