特許

J-GLOBAL ID：200903000879429973

電動式パワーステアリング装置

発明者： 岡村 彰夫
出願人/特許権者： オムロン株式会社
代理人 (1件)： 鹿嶋 英實
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-323736
公開番号（公開出願番号）：特開平5-131942
出願日： 1991年11月11日
公開日（公表日）： 1993年05月28日
要約：

【要約】【目的】 走行路面状態を適切に推定して路面状態に対応したアシスト力を発生する。【構成】 車速、操舵トルクおよび操舵系の操舵量に基づいてファジー推論を行い、走行路面の状態を推定する。そして、路面状態の推定値に基づいてモータの駆動電流を補正し、車両の実際の走行路面状態に適合した操舵力に制御する。したがって、例えば凍結路や濡れたアスファルト路等など摩擦係数μの低い路面ではアシスト力が弱められて、不安定な操舵感がなくなり、逆に乾いたアスファルト路や悪路ではアシスト力がやや強めとなって軽快な操舵感が得られる。

請求項（抜粋）：

操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生するモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記モータのモータ電流を検出する電流検出手段と、前記モータのモータ電圧を検出する電圧検出手段と、これらの電流検出手段および電圧検出手段によって検出されたモータ電流値とモータ電圧値とに基づいて前記操舵系の操舵量を演算する操舵量演算手段と、前記車速、操舵トルクおよび操舵系の操舵量に基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、走行路面の状態を推定する路面状態推定手段とを設け、前記制御手段は、路面状態推定手段の推定値に基づいて前記モータの駆動を制御する制御値を補正することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。

IPC (6件)：

B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00