特許
J-GLOBAL ID:200903000883057894

自動除塵機におけるスクリ-ン・フレ-ム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305020
公開番号(公開出願番号):特開平11-124896
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【目的】 自動除塵機において、水流中の汚物等を掬い上げるスクリ-ン・フレ-ム部分の溶接部強度を改良すること。【構成】 円弧状のスクリ-ン・プレ-トを一定隙間をもって積層してスクリ-ン・フレ-ムを構成させ、そのスクリ-ン・プレ-トの外周より径方向外方に突起を設け、前記積層を支えるスクリ-ン固定バ-の前記円弧中心側に上記突起のみが入り込む溝を設け、それぞれの前記スクリ-ン・プレ-トごとに前記突起を前記溝に挿入し、それら溝とそれら突起のその挿入部分を溶接させている。
請求項(抜粋):
複数のリング状スクリ-ン・プレ-ト(11D)は、それぞれそのリング状円弧中心を軸方向軸線に一致させて、その軸方向に一定の間隔の隙間(Bp)をもって積層し、それら各スクリ-ン・プレ-トのその一定間隔の相互の積層保持のため、それら円弧の外周(11Db)であって前記軸方向に設けたスクリ-ン固定バ-(11C)にそれら各スクリ-ン・プレ-トを溶着してスクリ-ン・フレ-ム(1)を形成させ、そのスクリ-ン・フレ-ムの前記軸方向の一端に前記スクリ-ン固定バ-の一端を固定させた側板(1A)を固設し且つ前記スクリ-ン・フレ-ムの前記軸方向の他端において前記スクリ-ン固定バ-の他端を固定させた他の側板(1B)がその内径(1c)を汚水の流れに向かって開放し、それらスクリ-ン・プレ-トの前記円弧中心を軸心として旋回する腕(2D)にレ-キが固着し、そのレ-キは、そのレ-キに固着したレ-キ・プレ-ト(2g)上へそれら各スクリ-ン・プレ-トの前記軸方向における前記隙間の間を旋回する各爪(2d)を固設させ、且つその腕には、それらスクリ-ン・プレ-トの円弧内径側に堆積する異物を掬い上げてゆくエプロン(2f)が固着し、前記旋回の中心を共有する前記軸方向の位置には、前記スクリ-ン・フレ-ムの前記他端から前記側板を通過する状態に、その内径に前記異物を圧送するスクリュ-軸(2C)を設けたスクリュ-・ケ-シング(2)が固設し、そのスクリュ-・ケ-シングの前記スクリ-ン・フレ-ム内に露呈している部分の上方には、前記エプロンがその旋回の過程においてその上方に位置したとき前記掬いあげた前記異物をそのスクリュ-・ケ-シング内へ落下させて捕集させるホッパ-(2e)を開口させている自動除塵機において、前記スクリ-ン固定バ-への前記スクリ-ン・プレ-トの前記溶着は、そのスクリ-ン・プレ-トの前記円弧の外周にその円弧の径方向外方に向けて突起(11Da)を設け、前記スクリ-ン固定バ-の前記円弧中心側には前記隙間の間隔を置いた各位置にそれぞれ溝(11Ca)を設け、前記それぞれの前記スクリ-ン・プレ-トごとに前記突起を前記溝に挿入し、それら各溝とその溝へ挿入した各突起との部分において、前記スクリ-ン固定バ-と前記スクリ-ン・プレ-トを溶着していることを特徴とする自動除塵機におけるスクリ-ン・フレ-ム。

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