特許
J-GLOBAL ID:200903000883786659

2次元像分光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278330
公開番号(公開出願番号):特開平6-129907
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】分光器に係り、小形軽量で且つ波長選択が任意で連続的な2次元像分光装置であり、同時に分光スペクトルが監視できること。【構成】入射スリット10,平面鏡15,コリメータ20,30,平面回折格子25とからなツェルニ・ターナ型分光器と、平面鏡35,出射スリット40と、光電素子配列50とからなり、出射スリットの後には、平面鏡65,球凹面鏡70からなる結像系とからなっている。【効果】小形軽量の零分散分光器を用いる事により、同一光軸,同一方向入出射性と、任意波長連続選択性,分解幅可変機能を有し、更に、連続波長走査による分光スペクトルの常時観測機能を持たせることができる。
請求項(抜粋):
平面回折格子を用いた分光器において、入射スリットの前に配置された集光手段と、出射スリットの後に配置された結像手段と、前記入出射スリットの間に第1のコリメート凹面鏡と、格子の刻線溝に平行な軸のまわりに回動可能な平面回折格子と、第2のコリメータ凹面鏡を有し、第2のコリメート凹面鏡からの光の一部を前記出射スリットに偏向するための平面鏡と、前記第2のコリメータ平面鏡の焦点面上に置かれた光電素子配列とからなり、前記集光手段が観測対象からの光を前記入射スリットに平行光束として導入することにより、前記結像手段が分光された2次元像を形成すると共に、前記光電素子配列では分光スペクトルを同時に測定可能なことを特徴とする2次元像分光装置。

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