特許
J-GLOBAL ID:200903000890346290

硬質合金の焼結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290866
公開番号(公開出願番号):特開平5-098309
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、焼結下でのグリーン体とトレイとの境界面における滑り性と反応抑制の両方を図ることができる硬質合金の焼結方法を提供することにある。【構成】 トレイ(敷板)1とグリーン体(被焼結体)2との間に、トレイ1側に接してトレイ1との滑り性を有する第1物質層3と、グリーン体2側に接してグリーン体2との反応性の低い第2物質層4との積層体5を介在した硬質合金の焼結方法であり、被焼結体2の収縮時の分断を防止できると共に、トレイ1及び/又は被焼結体2の表面劣化を生じることがなく、しかもトレイ1を繰り返して再使用できる。
請求項(抜粋):
元素の周期律表IVa族,Va族,VIa族の炭化物,窒化物と鉄族とから成る超硬合金、TiC,TiCN,TiNとW,Mo,Ta及びMo,Ni,Cr,Coから成るサーメット、Al2 O3,スピネルのセラミックス等のグリーン体をトレイ上に載置し、真空又はガス雰囲気分圧中で、有機バインダー等の造型用潤滑剤を除去したポーラス状態から高密度に焼結する硬質合金の焼結方法において、上記トレイとグリーン体との間に、トレイ側に接してトレイとの滑り性を有する第1の物質層と、グリーン体側に接してグリーン体との反応性の低い第2の物質層との積層体を介在したことを特徴とする硬質合金の焼結方法。
IPC (5件):
B22F 3/10 ,  C04B 35/64 ,  C22C 1/05 ,  F27D 3/12 ,  C21D 1/70

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