特許
J-GLOBAL ID:200903000890673045

複雑さが軽減された合成フィルタを有する符号励振線形予測符号化スピーチコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-529139
公開番号(公開出願番号):特表平11-504731
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】本発明は、CELP(code-excited linear predictive coding:符号励起線形予測符号化)コーダにおいて、目標信号と複数の合成信号との比較が実現される。合成信号は、目標信号から導かれたパラメータを有する合成フィルタにより、複数の励起シーケンスを濾波して導かれる。目標信号と合成信号との間の最小エラーをもたらす励起信号が選択される。最善の励起信号用の検索は、複雑な実質的演算を必要とする。複雑さを軽減するため、僅かな励起シーケンスの事前選択が複数の励起シーケンスを事前選択するための各Lthコードブックエントリのみを選択することにより実現される。この僅かな励起シーケンスで、完全に複雑な検索が実現される。削減された数の励起シーケンスを最終選択に関係付けることにより、要求される演算の複雑さが軽減する。
請求項(抜粋):
入力信号を送信チャネルを介して受信機に送信するための送信機を有する送信システムであって、該送信機は、複数の励起シーケンスを生成するための励起シーケンス生成器と、励起シーケンスから得られる合成信号と前記入力信号から得られる目標信号との間でエラーが最小になるような該励起シーケンスを選択するための選択手段とを持つエンコーダを有し、前記選択された励起シーケンスを表す信号を前記受信機に送信するように構成され、該受信機は、前記選択された励起シーケンスを表す前記信号から前記選択された励起シーケンスを得るための励起シーケンス生成器と、前記励起シーケンスから合成信号を得るための合成フィルタとを持つデコーダを有する送信システムにおいて、 前記エンコーダは、前記複数の励起シーケンスから複数の合成信号を得るための複雑さが軽減された合成フィルタを有し、前記選択手段は、対応する前記合成信号と前記目標信号との間のエラーが最小となるような励起シーケンスを選択するように構成されることを特徴とする送信システム。
IPC (3件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G10L 9/14 H ,  G10L 9/14 J ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 B
引用文献:
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