特許
J-GLOBAL ID:200903000900960579

車両用ホイールのハブ孔フランジ部成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松浦 喜多男 ,  岩田 康利 ,  山本 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-135758
公開番号(公開出願番号):特開2008-290085
出願日: 2007年05月22日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】ハブ孔フランジ部を成形する際に、割れ等が生ずることを抑制でき得る車両用ホイールのハブ孔フランジ部成形方法を提供する。【解決手段】板状基材21に据込み用の下穴22を穿設した後、予備加工パンチ44と支持用金型43とにより下穴22の孔周縁部23を押圧することによって、該予備加工パンチ44により押圧された余剰材料を、下穴22および予備加工パンチ44と支持用金型43との少なくとも一方に設けた据込み空域46に据込み、次に孔開けパンチ50によりハブ素円孔28を形成し、その後にハブ素円孔28の孔周縁部29をホイール表方へ立ち上げる孔拡げ加工することにより、ハブ孔フランジ部6を成形する。この方法では、ハブ素円孔28の孔周縁部29に生ずる加工硬化を抑制することができるため、ハブ孔フランジ部6を形成する孔拡げ加工の際に割れが発生することを抑制でき得る。【選択図】図4
請求項(抜粋):
板状基材の中央にハブ素円孔を穿設する素円孔加工工程と、該ハブ素円孔の孔周縁部に孔拡げパンチをホイール裏方から押し付けて、該孔周縁部をホイール表方に起立するように孔拡げ加工する孔拡げ加工工程とを順次行うことによって、ハブ孔フランジ部を成形する車両用ホイールのハブ孔フランジ部成形方法において、 素円孔加工工程は、 板状基材に据込み用の下穴を穿設する据込み用下穴穿設工程と、 ハブ素円孔の孔径と等しい外周径の予備加工パンチと該予備加工パンチに対向して板状基材の一側面を支持する支持用金型とにより、前記下穴の孔端面を拘束せずに、該下穴の孔周縁部をその板厚方向に沿って該板厚未満の所定押込深さまで押圧することによって、該予備加工パンチにより押圧された余剰材料を、前記下穴および、予備加工パンチと支持用金型との少なくとも一方に設けられた、前記ハブ素円孔の孔径より小径で板状基材に対向して開口する据込み空域に据え込む予備圧縮工程と、 ハブ孔素円孔の孔径と等しい外周径の孔開けパンチによりハブ素円孔を穿設する素円孔穿設工程と を備えていることを特徴とする車両用ホイールのハブ孔フランジ部成形方法。
IPC (3件):
B21D 53/26 ,  B60B 3/04 ,  B21D 28/10
FI (3件):
B21D53/26 Z ,  B60B3/04 A ,  B21D28/10 Z
Fターム (1件):
4E048EA02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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