特許
J-GLOBAL ID:200903000909614703
被検体の超音波減衰量測定方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141607
公開番号(公開出願番号):特開平5-333003
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 被検体1に超音波を送波して被検体での超音波減衰の周波数特性を定量的に測定する場合に、被検体以外の各要因での超音波減衰を正確に求めて、被検体での真の超音波減衰の周波数特性の測定精度を向上させる。【構成】 被検体表面減衰量記手段7,減衰補正量演手段8,減衰補正量記憶手段9を設け、被検体表面、被検体境界,超音波拡散における各減衰αs(f),αi(f),αd(f)を定量的に求め、これらの和を減衰補正量αc(f)として記憶保持する。超音波送受信手段4,ゲート手段5,超音波パルス減衰演算手段6によって測定演算された超音波パルスの減衰αm(f)から減衰補正量αc(f)を減算して被検体での超音波減衰α(f) の周波数特性を得る。また、超音波減衰近似手段12によって、測定された超音波減衰α(f) の近似式αa(f)を算出する。
請求項(抜粋):
被検体透過前の超音波パルスと被検体透過後の超音波パルスとをそれぞれ周波数解析して超音波パルスの減衰の周波数特性を求め、測定系と前記被検体との位置関係を用いて超音波拡散減衰の周波数特性を算出し、この算出された超音波拡散減衰と被検体境界での超音波減衰と被検体表面での超音波減衰とを加算して減衰補正量の周波数特性を算出し、前記超音波パルスの減衰の周波数特性から前記算出された減衰補正量の周波数特性を減算して前記被検体での減衰の周波数特性を求める被検体の超音波減衰量測定方法。
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