特許
J-GLOBAL ID:200903000909832301
並列計算機における動的負荷分散方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041306
公開番号(公開出願番号):特開平9-231181
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 リアルタイムな並列計算機において、各プロセッサで発生した全てのタスクを定められたフレームタイム内で処理するような動的負荷分散を可能にする。【解決手段】 システム内のあるプロセッサで新規タスク生成要求が発生した場合、該プロセッサ内で要求タスクを処理可能であるかを先に判定し、処理不可能であると判定したときに初めて他のプロセッサにタスク割当を依頼するようなネットワーク内での動的負荷分散が行われる。
請求項(抜粋):
同等の機能を有する複数のプロセッサを持ち、各プロセッサ内のタスクは定められたフレームタイム内で処理しなければならず、フレームタイムの開始時に該フレームタイムにおいて処理すべき仕事を判定し、該判定結果に基づいてタスクのスケジューリングを行うようなリアルタイムな並列計算機において、あるプロセッサにおける該タスクスケジューリングの結果、タスク生成要求が生じたとき、該プロセッサは該タスクスケジューリングの結果得られるフレームタイム終了までのタスク割当のタイムスケジュールやメモリ使用状況等の負荷情報と、該タスクの所要メモリ量や所要処理時間等に関するタスク情報を基に該タスクの実行可否判定を行い、その結果現在時刻からフレームタイム終了時刻までの時間より該タスクの所要処理時間の方が長かったり、現在時刻からフレームタイム終了時刻までに既に他のタスクが割り当てられている等の理由で該タスクの処理実行が不可能であるとなった場合、該プロセッサは該タスクのセンダとなり、他のプロセッサのうち該プロセッサの次のプロセッサ番号をレシーバ候補として選定し、該レシーバ候補に対してタスクスケジューリングの結果得られた負荷情報の送信を要求し、受信した該レシーバ候補の負荷情報と該タスクのタスク情報を基に該レシーバ候補において該タスクの実行が可能であるかどうか、すなわちレシーバとしての資格があるかどうかの判定を行い、現在時刻からフレームタイム終了時刻までに既に他のタスクが割り当てられている等の理由で該レシーバ候補に資格がなかった場合はフレームタイム終了までにタスクの処理や割当要求を行う時間的余裕がある限り新たなレシーバ候補の選択から再実行し、資格があった場合は該レシーバ候補をレシーバに決定して該タスクの処理代行を依頼することを特徴とする並列計算機における動的負荷分散方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 380
, G06F 15/16 430
FI (2件):
G06F 15/16 380 Z
, G06F 15/16 430 B
引用特許:
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