特許
J-GLOBAL ID:200903000910394318

マイクロホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272452
公開番号(公開出願番号):特開平10-126878
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 マイクロホン装置において、音圧周波数特性を変化させることなく風雑音を抑圧すること。【解決手段】 無指向性のマイクロホンユニット1、2を音の到来方向に配置する。各マイクロホンユニットの出力信号を風雑音検出手段300に入力し、風雑音の発生量を検出する。指向性合成手段100は各マイクロホンユニット1、2の出力信号から指向性を得るための演算をする。そして周波数特性補正手段200は指向性合成手段100と逆特性の伝達関数を用いて音圧周波数特性を常に一定にする。指向性合成手段100と周波数特性補正手段200とを風雑音のレベルで制御することで、通常は指向性マイクロホンとして機能させ、風雑音の発生時には周波数特性を変化させることなく無指向性へと変化させる。
請求項(抜粋):
収音方向に配置した第1及び第2のマイクロホンユニットと、前記第1及び第2のマイクロホンユニットの信号を入力し、風雑音のレベルを検出する風雑音検出手段と、前記第1及び第2のマイクロホンユニットの信号を入力し、前記風雑音検出手段からの雑音レベルに従って雑音レベルが低下するように音の指向性を制御する指向性合成手段と、風雑音の発生レベルに応じて変化した前記指向性合成手段の出力信号に対して、音圧周波数特性を一定に保つように補正する周波数特性補正手段と、を具備することを特徴とするマイクロホン装置。

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