特許
J-GLOBAL ID:200903000912470836

段階的マルチポート・エア・インジェクションを用いる下降の間に優先酸化反応器からの一酸化炭素濃度を制御するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-062487
公開番号(公開出願番号):特開2002-358994
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 多段階、等温の一酸化炭素優先酸化(PrOx)反応器の操作プロセスを提供すること。【解決手段】 この反応器は好ましくは、連結燃料電池スタックの電気的負荷需要に依存してまたは、この反応器を出るCO濃度に依存して、それぞれのインジェクタで種々の量のエアを注入するために、その反応器内の富H2ガスフローパスの長さに沿って配置された複数のエア・インジェクタを含むのが好ましい。燃料電池スタックの通常またはピーク操作条件の間、改質ガス入口に近いインジェクタを通して反応器に大部分のエアを注入する。燃料電池スタックの電気的負荷需要が下降したら、反応器出口に近いインジェクタを通して大部分のエアを注入して、逆水ガスシフト反応を排除または実質的に低下させて、PrOxの中を流れる酸素と水素との反応を実質的に減少させる。
請求項(抜粋):
反応器内を流れる富H2ガスの流速の有意変化に応じて優先酸化反応器を操作するプロセスであって、前記反応器は前記ガス中のCOとO2との選択的反応によってCO2を形成するための等温反応器であり、前記反応器は富H2ガス用の入口及び出口と、富H2ガスのフローパスの長さに沿って配置された複数のエアインジェクタとを含み、前記複数のインジェクタは富H2ガス用の入口の比較的近くに配置されている第一のインジェクタを含み、富H2ガスの流速がレベルXである燃料電池スタックの通常操作条件の間は、富H2ガスの入口の比較的近くの少なくとも第一のインジェクタを通して反応器に相対量のエアを注入し;富H2ガスの流速が実質的にレベルX未満である燃料電池スタックの下降条件の間は、富H2ガスの入口の比較的近くの第一のインジェクタを通して注入したエアの量を減らし、第一のインジェクタよりも富H2ガス用の入口から離れている位置に配置されている第二のインジェクタを通して大部分の空気を注入して、下降条件の間、逆水ガスシフト反応には都合の悪い条件とし、且つ反応器を出るCO濃度を調節することを含む、前記プロセス。
IPC (4件):
H01M 8/06 ,  B60K 1/04 ,  C01B 3/32 ,  C01B 3/38
FI (4件):
H01M 8/06 G ,  B60K 1/04 Z ,  C01B 3/32 A ,  C01B 3/38
Fターム (13件):
3D035AA03 ,  3D035BA01 ,  4G040EA02 ,  4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB31 ,  4G040EB43 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027KK52 ,  5H027MM01

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