特許
J-GLOBAL ID:200903000915858142

画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-177261
公開番号(公開出願番号):特開平7-095584
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 伝送エラーなどにより、伝送中のフレームが表示不能の時に生じる表示画像の駒落としを低減する。【構成】 画像記憶装置103は前処理装置115から順次、各入力フレームの画像データを記憶し、フレームメモリ131は予め定められた記憶領域に復号された伝送済み最新フレームを記憶する。フレーム選択部108は、伝送中のフレームの表示不能を判断した時、画像記憶装置103内に記憶された各フレームの表示の可否を判断し、画像記憶装置に記憶されている画像データのうちから表示可能で最もフレームナンバーの小さいフレームを選択する。符号化装置106は、選択されたフレームの画像データを、フレームメモリ131内の記憶伝送済み最新フレームを参照フレームとして予測符号化し、送信バッファ127に出力する。フェージングなどのバーストエラーなどにより伝送中のフレームの表示不能な時も表示画像の駒落としを最小限に留めることができる。
請求項(抜粋):
動画像を構成するフレームの予測符号化を行うとともに、予測誤差の画像データ量によって生じる符号化時間のばらつき、伝送時間のばらつきおよび復号時間のばらつきを平滑化するために予め定める平滑化時間を設け、それぞれの画像サンプルから始まる前記平滑化時間が終了する時点で各フレームを受信側の表示装置に表示させる画像符号化装置において、少なくとも1フレーム分の画像データを記憶する記憶領域を備え、予め定める時間間隔で入力される1フレーム分の画像データを、mフレーム毎(mは予め定める自然数)に画像サンプルして前記記憶領域に記憶する画像記憶手段と、伝送済み最新フレームを記憶する伝送済み最新フレーム記憶手段と、入力された各フレームの画像データを予測符号化する符号化手段と、前記符号化手段によって符号化された符号化データを、受信側と連絡を取りながら伝送路を介して受信側に伝送する伝送手段と、予め定める時間毎に、伝送中のフレームの表示の可否を、現時点からそのフレームの画像を表示すべき時点までの残り時間とそのフレームの未送信符号量とそのフレームの復号時間とに基づいて判断する第1の判断手段と、前記画像記憶手段に記憶されている各フレームについて、そのフレームの表示の可否を、現時点からそのフレームの画像を表示すべき時点までの残り時間とそのフレームの伝送時間とそのフレームの復号時間とに基づいて判断する第2の判断手段と、前記第1の判断手段が伝送中のフレームを表示不能と判断した場合、前記記憶領域に記憶されている画像データを読み出して前記第2の判断手段に転送し、前記第2の判断手段が前記フレームを表示可能と判断した場合、前記フレームの画像データを前記符号化手段に出力するよう前記画像記憶手段を制御するとともに、伝送済み最新フレームを読み出して前記符号化手段に参照フレームとして入力するよう前記伝送済み最新フレーム記憶手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とする画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/30 ,  H04N 7/32
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  H04N 7/137 Z

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