特許
J-GLOBAL ID:200903000926855439

ディジタル情報通信システム及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080570
公開番号(公開出願番号):特開平7-288519
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 情報の不正使用を防止できるディジタル情報通信システム及びその方法、並びに情報の利用端末が限定されないディジタル情報通信システム及びその方法を提供する。【構成】 利用者識別番号、カード秘密鍵、利用者署名鍵および、センタ検証鍵を蓄積するセキュリティ情報蓄積部11を有するカード部1を設け、端末装置2から情報センタ装置3に情報を要求する際に、カード部1と端末装置2とを接続し、カード部1に蓄積されている利用者識別番号を端末装置2から情報センタ装置3に送信する。さらに、情報センタ装置3から受信した情報本体をカード秘密鍵を用いて暗号化し端末装置2内に蓄積し、この情報本体を利用する際には、カード秘密鍵によって情報本体を復号する。これにより、端末装置2に依存することなく情報を利用することができる。
請求項(抜粋):
音声、音楽、映像、文字の少なくとも一つからなる暗号化されたディジタル情報を情報センタ装置から通信回線を経由して受信し、該受信情報を端末装置に蓄積した後、該受信情報を復号してから利用するディジタル情報通信システムにおいて、利用者識別番号、カード秘密鍵、利用者署名鍵および、センタ検証鍵を蓄積するセキュリティ情報蓄積手段を有するカード部を設けると共に、前記端末装置は、前記カード部を接続するインタフェース手段と、前記情報センタ装置との間での通信を制御する通信制御手段と、前記情報センタ装置から受信したディジタル署名情報を前記センタ検証鍵を用いて検証する検証手段と、前記カード部に蓄積された利用者識別番号と、前記情報センタ装置から受信した利用者識別番号との照合を行なう照合手段と、パスワードを入力する入力手段と、該パスワードを用いて前記情報センタ装置から受信したセッション鍵を抽出するセッション鍵抽出手段と、公開鍵暗号方式により、前記セッション鍵に対して前記カード部に蓄積された利用者署名鍵を用いてディジタル署名を行う署名生成手段と、公開鍵暗号方式により、前記署名生成手段により得られた署名情報を前記センタ検証鍵によって暗号化処理を行なう公開暗号化手段と、慣用暗号方式により、前記情報センタ装置から受信した情報を前記カード部に蓄積されたカード秘密鍵によって暗号化/復号処理を行なう慣用暗号化/復号手段と、前記情報センタ装置からの受信情報を読出して利用できる形式に出力する情報出力手段とを備え、前記情報センタ装置は、前記端末装置との間での通信を制御する通信制御手段と、複数の登録利用者に対応する前記利用者識別番号、パスワード、利用者検証鍵を蓄積する利用者情報蓄積手段と、センタの署名鍵を蓄積するセンタ署名鍵蓄積手段と、ディジタル情報本体を暗号化するセッション鍵を生成するセッション鍵生成手段と、公開鍵暗号方式により、前記セッション鍵に対して前記センタ署名鍵によってディジタル署名を行なう署名生成手段と、公開鍵暗号方式により、前記端末装置から受信した暗号化署名情報の復号処理を行なう復号手段と、該復号手段によって得られたディジタル署名情報を前記利用者検証鍵を用いて検証する検証手段と、前記ディジタル署名情報を蓄積する署名情報蓄積手段と、前記端末装置から受信したセッション鍵と、前記セッション鍵生成手段によって生成したセッション鍵との照合を行なう照合手段と、ディジタル情報本体を蓄積する情報蓄積手段と、共通鍵暗号方式により、前記セッション鍵を用いて前記情報蓄積手段内の送信対象となるディジタル情報本体の暗号化処理を行う暗号化手段とを備えることを特徴とするディジタル情報通信システム。
IPC (3件):
H04L 9/06 ,  H04L 9/14 ,  G09C 1/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-047646
  • 特開平4-155658
  • 特開平4-306760

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