特許
J-GLOBAL ID:200903000929158275

クラッチピストンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302547
公開番号(公開出願番号):特開平7-009062
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】塑性加工法によってクラッチピストンを製造するに際し、本体とボスとの交差部位に発生する虞のある「巻き込み」を防止すると共にボスの寸法精度を向上させる。【構成】本体1とボス6の間に段部5を形成する。ボス部3の外形を拘束して成形し、内周側に増肉させることでボス6を成形する。このとき、本体1とボス6の接続部に断部5が形成されているため、巻き込みが生じることがない。成形型10の上下パンチ13,14が接近したとき、予肉を前記パンチの間に形成された間隙16に集中させて突出部17を形成する。これにより、ブランクAの板厚の変動に関わらずボス6を予め設定された寸法,形状に維持することが出来、且つ成形型10に負担を強いることがない。
請求項(抜粋):
オートマチックトランスミッションに使用され且つボスの内周にOリングを装着するための溝を有するクラッチピストンの製造方法であって、本体の厚さと等しい厚さを有するブランクをプレス成形して中央にボス部を成形する工程と、前記ボス部をプレス成形して本体との接続部に段部を成形する工程と、前記段部と接続したボス部を外形を拘束してプレス成形して肉厚を増加させたボスを成形する工程と、前記ボスに於けるOリング溝の形成部分を機械加工してOリング溝を形成する工程とを含むクラッチピストンの製造方法。
IPC (2件):
B21K 1/00 ,  F16D 25/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-124732

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