特許
J-GLOBAL ID:200903000946186908

内燃機関用燃料噴射制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012243
公開番号(公開出願番号):特開平9-203335
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】アイドリング運転している状態から加速操作が行なわれた際に混合気が薄くなる現象が生じるのを防止することができる内燃機関用燃料噴射制御方法を提供する。【解決手段】スロットルバルブ開度αがアイドル開度αi 付近に設定された第1の開度α1 を超えたときに燃料の噴射時間を増大させる加速時増量制御を行なわせる。スロットルバルブ開度αが第1の開度α1 よりも小さく設定された第2の開度α2 以下になるまでの間は、加速時増量制御が行なわれるのを禁止し、スロットルバルブ開度αが第2の開度α2 以下になったときに加速時増量制御が行なわれるのを許容する。
請求項(抜粋):
インジェクタ駆動回路から与えられる駆動電流に応答して内燃機関の燃料噴射空間に燃料を噴射するインジェクタを用い、少くとも内燃機関の回転速度とスロットルバルブ開度とを制御条件とし、内燃機関の回転速度を随時検出するとともに、スロットルバルブ開度を検出するスロットルバルブ開度センサの出力を一定の時間間隔でサンプリングして、前記制御条件に対して燃料の目標噴射時間を演算し、燃料の噴射タイミングが検出される毎に既に演算されている目標噴射時間に基づいて決定した噴射時間の間燃料を噴射させるように前記インジェクタに駆動電流を与える内燃機関用燃料噴射制御方法において、前記内燃機関のアイドリング運転時のスロットルバルブ開度であるアイドル開度(αi )の近傍に、該アイドル開度(αi )より大きい第1の開度(α1 )と該第1の開度(α1 )よりも小さくかつ前記アイドル開度(αi )よりは大きい第2の開度(α2 )とを設定しておき、前記スロットルバルブの開度がアイドル開度付近で増大させられたときの噴射時間の増加分を定める加速時補正量を定めておき、サンプリングされたスロットルバルブ開度が前記第1の開度(α1 )以上になったことが検出されたときに、次の噴射タイミングで噴射する際の噴射時間を演算されている目標噴射時間よりも前記加速時補正量だけ増加させる加速時増量制御を行った後、該加速時増量制御が行なわれたことの履歴を記憶させ、前記加速時増量制御が行なわれたことの履歴が記憶されている間は前記加速時増量制御が行なわれるのを禁止し、前記スロットルバルブ開度が減少させられて前記第2の開度以下になったことが検出されたときに前記加速時増量制御が行なわれたことの履歴を消去して前記加速時増量制御が行われるのを許容することを特徴とする内燃機関用燃料噴射制御方法。
IPC (3件):
F02D 41/10 330 ,  F02D 41/10 ,  F02D 41/04 330
FI (3件):
F02D 41/10 330 A ,  F02D 41/10 330 B ,  F02D 41/04 330 P
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-125539
  • 特開昭63-162946
  • 特開平1-125539
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