特許
J-GLOBAL ID:200903000951287615

輸送採便容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235853
公開番号(公開出願番号):特開平8-075725
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 採便容器のフィルタの濾過効率を向上させ、検査に際して得られる濾液の滴下数を増大させかつばらつきを減少させる。【構成】 本輸送採便容器は、リング状のストッパ部材7が筒状の容器本体1の内部に連通する上方開口端7Aおよびフィルタ6の濾過面に接する下方開口端7Bを有する流入部7Cを備え、流入部7Cの筒径方向の断面積が上方開口端7Aから下方開口端7Bに対して漸次増大され、リング状のストッパ部材10の外周壁と筒状の容器本体1の内周壁との間に懸濁液中の固体物を少なくとも部分的に分離・沈澱させる沈積部8が形成されている。
請求項(抜粋):
糞便を懸濁させるための液体を内部に収納する筒状の容器本体と、前記容器本体の上端部を密閉する蓋体と、前記蓋体の下面に垂設され前記容器本体内に挿入される採便棒と、前記容器本体の内部に設けられ前記採便棒を挿通させる際に余分な糞便を除去する分離壁と、前記容器本体の下端部に設けられ糞便の懸濁液を濾過するためのフィルタと、前記フィルタの下方に設けられた濾液を滴下する滴下部と、前記容器本体内の前記フィルタの上方に濾過面と接して設けられ前記滴下部との間で前記フィルタを挟持固定するリング状のストッパ部材とを有する輸送採便容器において、前記リング状のストッパ部材が前記筒状の容器本体の内部に連通する上方開口端および前記フィルタの濾過面に接する下方開口端を有する流入部を備えており、前記流入部の筒径方向の断面積が前記上方開口端から前記下方開口端に対して漸次増大されており、かつ前記リング状のストッパ部材の外周壁と前記筒状の容器本体の内周壁との間に前記懸濁液中の固体物を少なくとも部分的に分離・沈澱させる沈積部が形成されていることを特徴とする輸送採便容器。
IPC (4件):
G01N 33/48 ,  G01N 1/04 ,  G01N 1/10 ,  G01N 33/50

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