特許
J-GLOBAL ID:200903000958042545

硬度センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133160
公開番号(公開出願番号):特開平5-322730
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 圧電素子の自励発振を利用した硬度センサにおいて、検出器等を設けずに振動子が被測定物に接触したことを検出して正確な硬度を測定する。【構成】 この処理は電源投入後に開始され、まずは電源投入直後の圧電素子からの発振周波数を基準周波数に設定し(100)、次の発振周波数は測定周波数として設定し(200)、測定周波数と基準周波数との周波数変化量を求める(300)。そして周波数変化量が予め定めたしきい値より小さい場合には(400“No ”)、その周波数変化量は周囲温度変化等の原因によるセンサの発振周波数のドリフト等によるものと判断して硬度出力はせず、基準周波数をその測定周波数で更新する(500)。周波数変化がしきい値より大きくなった場合には(400“Yes”)、振動子が被測定物に接触したことを示すことになるので、その際の周波数変化に基づいて硬度を出力する(600)。
請求項(抜粋):
圧電素子を有する振動子を自励発振させ、その振動子を被測定物に接触させた際、被測定物の硬度に応じて変化する圧電素子の発振周波数によって被測定物の硬度を測定する硬度センサにおいて、電源投入時あるいはリセット後、所定時間間隔で圧電素子からその発振周波数に応じた電圧出力を受け、その発振周波数をカウントする周波数カウント手段と、上記周波数カウント手段によって上記所定時間間隔でカウントされた測定周波数から上記電源投入時あるいはリセット後の最初にカウントされた基準周波数を減算する周波数減算手段と、上記周波数減算手段の減算出力を受け、減算出力が予め定めたしきい値より小さい場合には当該減算出力に応じた硬度を出力せず、減算出力が上記しきい値より大きくなった場合には当該減算出力に応じた硬度を出力する硬度出力手段と、上記硬度出力手段の出力を受け、上記硬度を表示する表示手段と、を具備することを特徴とする硬度センサ。

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