特許

J-GLOBAL ID：200903000960316229

精密打ち抜き加工性および耐赤スケール疵性に優れる高張力熱延鋼板

発明者： 森田 正彦 ,  岡田 進 ,  黒澤 伸隆 ,  加藤 俊之
出願人/特許権者： JFEスチール株式会社
代理人 (1件)： 杉村 興作
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-030174
公開番号（公開出願番号）：特開2004-137607
出願日： 2004年02月06日
公開日（公表日）： 2004年05月13日
要約：

【課題】 各種の機械部品および自動車用部品を精密打ち抜き加工して製造する用途に適し、精密打ち抜き加工面の寸法精度に優れ、かつ加工後の打ち抜き面の表面硬度が極めて高く、さらには耐赤スケール疵性にも優れた、引張り強さ490PMa以上、局部伸び:10%以上の高張力熱延鋼板を得る。【解決手段】 C:0.10%以下、Si:0.01%未満、Mn:1.5 %以下およびAl:0.20%以下を含有すると共に、(Ti+Nb)/2 :0.05〜0.50%の範囲で含有し、S:0.005 %以下、N:0.005 %以下、O:0.004 %以下をS,NおよびOの合計が0.0100%以下で含む組成とし、かつミクロ組織を95%以上の実質的フェライト単相組織とする。【選択図】 図2

請求項（抜粋）：

C:0.10mass%以下、 Si:0.01mass%未満、 Mn:1.5 mass%以下および Al:0.20mass%以下 を含有するとともに、TiおよびNbのうちの1種または2種を (Timass%+Nbmass%)/2 :0.05〜0.50mass% の範囲で含有し、さらに S:0.005 mass%以下、 N:0.005 mass%以下および O:0.004 mass%以下 で、かつSmass%、Nmass%およびOmass%の合計が0.0100mass%以下を満たして含み、残部は鉄および不可避的不純物の組成からなり、ミクロ組織が体積分率で95%以上の実質的にフェライト単相組織を有する表面性状の良好な引張り強さ:490MPa以上、局部伸び:10%以上の精密打ち抜き加工性および耐赤スケール疵性に優れる高張力熱延鋼板。

IPC (2件)：

C22C38/00 ,  C22C38/14

FI (3件)：

C22C38/00 301A ,  C22C38/00 301W ,  C22C38/14

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 特公昭62-2008号公報