特許
J-GLOBAL ID:200903000962571935

内燃機関用マフラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-345623
公開番号(公開出願番号):特開平9-170425
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 バイパスインナパイプの開口端を閉塞・開放可能な弁体を備えた内燃機関用マフラにおいて、排ガスの圧力によりこの弁体の開閉動作を適切に行い、しかも外的要因に影響されず、構造が単純で組み付け作業の容易なものを提供すること。【解決手段】 バイパスインナパイプ28の開口端28a近傍に支持された固定軸36には、弁体32が揺動可能に取り付けられ、コイルバネ42により開口端28a側に付勢され、フランジ部38と密着して開口端28aを閉塞するようになされている。内燃機関の回転数が低いときには、バイパスインナパイプ28内の圧力は、コイルバネ42の付勢力と外部圧力との和である作用力より小さい。このため開口端28aは閉塞されている。一方、回転数が増加して圧力が所定圧力まで増加すると、両者は逆転する。このため弁体32は開口端28aから離間し、バイパスインナパイプ28は連通状態とされる。
請求項(抜粋):
内部を複数の室に区画した筐体からなり、排ガスのインレットパイプを挿入した前記複数の室のうちの第1室と、排ガスのアウトレットパイプを挿入した前記複数の室のうちの第2室とを、前記複数の室のうちのある室と他の室とを連通する一以上のインナパイプにより連通して排ガス流路を形成した内燃機関用マフラにおいて、ある室と他の室とを連通するバイパスインナパイプと、該バイパスインナパイプの排ガス流下流側の開口端近傍に設けた支点を中心として揺動可能に取り付けられ、前記開口端を閉塞・開放可能な弁体と、前記バイパスインナパイプの排ガス流下流側の開口端近傍に取り付けられ、前記弁体を前記開口端側に付勢して前記開口端を閉塞させる付勢体と、を備えることにより、前記バイパスインナパイプの排ガス流上流側の開口端が位置する室の圧力が所定圧力以上となったとき、該圧力の作用により前記弁体が前記開口端から離間して前記開口端を開放する内燃機関用マフラ。
IPC (2件):
F01N 1/08 ,  F01N 7/08
FI (2件):
F01N 1/08 A ,  F01N 7/08 B

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