特許
J-GLOBAL ID:200903000968401276

アクティブフィルタの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225233
公開番号(公開出願番号):特開平11-069629
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】従来のアクティブフィルタの制御では、補正回路部で設定された拡大率や位相のパラメータは固定されるため、温度や系統条件の変動により注入回路コンデンサと注入リアクトルと系統インピーダンスの分流比が変化した場合、アクティブフィルタ出力電流の振幅や位相がずれて補償率が低下し、又、温度や周波数等により注入回路コンデンサと注入リアクトルの特性値が変動し、計算通りの拡大率を用いても補償率が低下する。【解決手段】系統母線1に接続した注入回路部2にインバータ電流Iiを注入して負荷4の高調波電流IL hを打ち消すアクティブフィルタ10を制御するにあたり、注入回路部2のアクティブフィルタ出力電流Iaから検出した高調波電流Iahと、高調波電流IL hとの誤差Iahを検出してFIR型適応フィルタ11に入力し、フィルタ係数を更新しながら最小誤差になるようにフィルタ特性を変化させて適応フィルタ11から指令値Irをインバータ3に送出する。
請求項(抜粋):
コンデンサとリアクトルを直列接続して系統母線に接続した注入回路部にインバータ電流を注入して負荷の高調波電流を打ち消すアクティブフィルタを制御するにあたり、注入回路部のアクティブフィルタ出力電流から検出した補償対象次数の高調波電流と、負荷の高調波電流との誤差を検出してFIR型適応フィルタに入力し、フィルタ係数を更新しながら最小誤差になるようにフィルタ特性を変化させて適応フィルタからインバータ電流指令値をインバータに送出することを特徴とするアクティブフィルタの制御方法。
IPC (2件):
H02J 3/01 ,  H02M 1/12
FI (2件):
H02J 3/01 B ,  H02M 1/12

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