特許
J-GLOBAL ID:200903000973870276
制御棒取扱装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232261
公開番号(公開出願番号):特開平6-082594
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】バイオネットカップリング方式による制御棒と制御棒駆動装置との連結を解除でき、かつ制御棒と燃料支持金具とを同時に上部格子板の上へ引抜くことができ、制御棒交換のための時間を短縮することができるようにする。【構成】まず、燃料取替機の補助ホイストによって制御棒取扱装置100を炉心内に下降させ、FS取扱部22を昇降部23によってFS7の上まで下降させ、位置決めピン38でFS取扱部22の位置決めを行う。次に、FS掴み具32でFS7を掴んで昇降部23で上部格子板9より上に取外す。次に、CR用掴み具34でCR6を掴み回転部24でCR6を周方向に45度回転させ、CR6とCRD4とのバイオネットカップリング10による連結を解除する。次に、この状態で燃料取替機の補助ホイストでCR6を上部格子板9の上へ引抜く。
請求項(抜粋):
原子力発電所の定期検査時における制御棒交換作業に使用され、制御棒と前記制御棒の下部にバイオネットカップリングによって連結された制御棒駆動装置との連結及び連結の解除を行い、前記制御棒及び燃料支持金具の取付け取外しを行う制御棒取扱装置において、燃料取替機の補助ホイストに取付けられる連結部材、及び原子炉圧力容器内の上部格子板の上面に着座して前記上部格子板に支持されるガイドを有する固定部と、前記固定部の下部に設けられ前記制御棒と同一断面形状をなすボディ、及び前記ボディの下端に設けられ前記制御棒を掴む制御棒用掴み具を有する制御棒取扱部と、前記制御棒取扱部の外側に設けられ、前記燃料支持金具を掴む燃料支持金具用掴み具、及び前記燃料支持金具の燃料集合体支持用穴に挿入され位置決めを行なう位置決め手段を有する燃料支持金具取扱部と、前記制御棒取扱部の外側に沿って燃料支持金具取扱部を昇降させる昇降手段と、前記制御棒取扱部、前記燃料支持金具取扱部、及び前記昇降手段を同時に回転させる回転手段とを備えることを特徴とする制御棒取扱装置。
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