特許

J-GLOBAL ID：200903000974225064

電界発光素子

発明者： 金子 紀彦 ,  河野 一郎 ,  塩谷 雅治
出願人/特許権者： カシオ計算機株式会社
代理人 (1件)： 杉村 次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-162515
公開番号（公開出願番号）：特開平9-326297
出願日： 1996年06月04日
公開日（公表日）： 1997年12月16日
要約：

【要約】【課題】 画素間の光の干渉を抑制し、鮮明な画像が得られるようにする。【解決手段】 電界を印加させて内部での電子や正孔の結合により励起して発光する有機発光層3の表面に透明電極2を設け、有機発光層3の背面に背面電極4を設け、透明電極2の光出射側に有機発光層3で発光した光を法線方向に対しほぼ平行な方向に向けて屈折させる微小プリズム6を配列してなる微小プリズム素子5を設けた。したがって、透明電極2と背面電極4との間に電界が印加されて有機発光層3が発光すると、この有機発光層3で発光した光が発散光として透明電極2を透過して微小プリズム素子5に入射するが、この微小プリズム素子5の微小プリズム6によって光の出射方向が法線方向に対しほぼ平行な方向に規制されるので、隣接する画素間での光の干渉がなく、鮮明な画像を得ることができる。

請求項（抜粋）：

一対の電極と、前記一対の電極間に設けられた、電荷を注入することにより発光する発光層と、前記発光層の発光の進行方向を所定方向に規制する光進行方向規制素子と、を備えることを特徴とする電界発光素子。

IPC (5件)：

H05B 33/10 ,  G02B 3/00 ,  G02B 5/04 ,  G09F 13/22 ,  G09G 3/12

FI (5件)：

H05B 33/10 ,  G02B 3/00 A ,  G02B 5/04 A ,  G09F 13/22 Z ,  G09G 3/12