特許
J-GLOBAL ID:200903000976577723

超音波トランスデューサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310444
公開番号(公開出願番号):特開平8-168097
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、接触媒体との音響的整合性を良くし、余分な横方向振動モードもなくして、分解能を高める。【構成】 開示される超音波トランスデューサは、超音波皮脂厚測定装置等の探触子として用いて好適なもので、電気信号と超音波との間の相互変換を行う円板状の超音波振動子6と、この超音波振動子6の送受波面に接着され、超音波反射波の戻りを遅延させる円柱形の超音波遅延スペーサ7とから構成されている。超音波振動子6は、厚み方向に分極された板状の圧電素子61と、この圧電素子61の両面に設けられた一対の円形電極62,62とからなり、各円形電極62の半径R2は、圧電素子61の半径R2より所定の寸法小さく設定されている。超音波遅延スペーサ7は、水の音響インピーダンスの3/4以上4/3以下の音響インピーダンスを有する、例えばポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる。
請求項(抜粋):
電気信号と超音波との間の相互変換を行う超音波振動子の前面に超音波反射波の戻りを遅延させるためのバルク状の超音波遅延部材を結合して、超音波の送受波を行う超音波トランスデューサにおいて、前記超音波振動子は、厚み方向に分極された板状の圧電素子と、該圧電素子の両面に設けられた一対の電極とからなり、少なくとも一方の電極を、前記圧電素子の当該電極設置面の周縁端より所定の寸法内側に後退させて、かつ、当該電極設置面と相似形状に設けると共に、前記超音波遅延部材は、水の音響インピーダンスの3/4以上4/3以下の音響インピーダンスを有する熱可塑性樹脂からなることを特徴とする超音波トランスデューサ。
IPC (3件):
H04R 17/00 330 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/24
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-082313
  • 音響トランスデユーサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-244078   出願人:株式会社トーキン
  • 特開昭51-128584

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