特許
J-GLOBAL ID:200903000979820173

無線送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-164137
公開番号(公開出願番号):特開平10-013256
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】信号ケーブルの長さに関係なく、周波数特性補償回路部の回路損失が少なくてすみレベル調整および周波数特性の調整を容易に行うことができる。【解決手段】ミクサ5は信号ケーブル3を介して受信したIF帯の変調信号15を局部発振信号22の周波数だけ周波数がずれたIF帯の信号に変換する。IFフィルタ6は信号ケーブル3と逆の周波数特性を有しIF帯の変調信号15が長さの異なる信号ケーブル3から受けた損失および周波数特性の変化を補償する。APC電圧発生回路9は検波回路8が検出したIF帯の変調信号18の検出レベルの大きさに応じた直流電圧を発生して局部発振回路4を制御し局部発振信号22の周波数はIF帯の変調信号18のレベルの大きさに応じて変化する。ミクサ11は、局部発振信号22の周波数の変化に対応して周波数が変化する局部発振信号24を局部発振回路10から受け、RF帯の変調信号を出力する。
請求項(抜粋):
第1の中間周波数の変調信号を出力する屋内ユニットと、前記屋内ユニットから信号ケーブルを介して前記第1の中間周波数の変調信号を受信して無線周波数の変調信号に変換し出力する屋外ユニットを備えた無線送信装置において、前記屋外ユニットが、前記第1の中間周波数の変調信号を受信したときの入力レベルの大きさに応じて、第1の局部発振周波数信号の周波数を変化させ、前記第1の中間周波数の変調信号を前記第1の局部発振周波数信号と混合させて第2の中間周波数の変調信号に変換し、前記第1の中間周波数の変調信号を受信したときに前記信号ケーブルにより受けていた損失を補償するため、前記第2の中間周波数の変調信号に対し前記信号ケーブルの周波数特性に対して逆特性となる周波数特性の損失を有する第2の中間周波数のフィルタを用い、第2の局部発振周波数を前記第1の局部発振周波数信号の周波数の変化に対応して変化させ、前記第2の中間周波数の変調信号を前記第2の局部発振周波数信号と混合させて前記無線周波数の変調信号に変換することを特徴とする無線送信装置。

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