特許
J-GLOBAL ID:200903000981812277

酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-012647
公開番号(公開出願番号):特開平10-206376
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、保護カバーを備えた酸素センサにおいて、保護カバーの目詰まりを防止して、酸素センサの応答遅れや出力不良等を防止することを課題とする。【解決手段】 本発明の酸素センサは、多角形状をなす底壁とこの底壁の各辺に立設した側壁とからなる筐体で形成されるとともに、この筐体の隣接する側壁同士の接合部分を削除して形成される間隙部を有するアウタカバーと、少なくとも3枚以上の板材をアウタカバーの底壁に起立して形成されるとともに、隣接する板材同士の側縁間に間隙部を有するインナカバーとを備え、インナカバーの板材がアウタカバーの間隙部に対向し、これら板材と間隙部との間隔が、アウタカバーとインナカバーとの間に形成される空間部のなかで最も広くなるようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
酸素濃度を検知するセンサ素子と、このセンサ素子を包囲する保護カバーとを備えた酸素センサにおいて、前記保護カバーは、前記センサ素子を包囲するインナカバーと、このインナカバーを内包するアウタカバーとを備え、前記アウタカバーは、三角形以上の多角形状をなす底壁とこの底壁の各辺に立設した側壁とからなる筐体で形成されるとともに、この筐体の隣接する側壁同士の接合部分を削除して形成される間隙部を有し、前記インナカバーは、少なくとも3枚以上の板材を前記アウタカバーの底壁に起立して形成されるとともに、隣接する板材同士の側縁間に間隙部を有するよう形成され、前記インナカバーと前記アウタカバーは、前記インナカバーの板材が前記アウタカバーの間隙部に対向するとともに、前記インナカバーの間隙部が前記アウタカバーの側壁に対向するよう配置され、前記インナカバーの板材と前記アウタカバーの間隙部との間隔が、前記アウタカバーの側壁と前記インナカバーの間隙部との間隔よりも広くなるようにしたことを特徴とする酸素センサ。

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