特許
J-GLOBAL ID:200903000986942462

電圧送受電方式の無絶縁軌道回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219322
公開番号(公開出願番号):特開平5-039041
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】列車検知区間の境界点を明確にすると共に、列車検知区間を長くする。【構成】列車検知区間の進入側よりの中間部に設けられた送信器1から列車検知信号として比較的高い周波数と比較的低い周波数の2周波数を交互に周波数偏位変調あるいは混合して送信する。進入端に設けられた受信器2は比較的高い周波数の列車検知信号のみを受信する。この比較的高い周波数の列車検知信号は進入側よりの中間部に設けられた送信器1から送られるから軌道回路における減衰を小さくすることができ境界点を明確にする。進出端に設けられた受信器3は減衰の少ない比較的低い周波数の列車検知信号のみを受信して、列車検知区間を長くする。
請求項(抜粋):
列車検知区間の進入側よりの中間部に設けられた送信器と、列車検知区間の両端末にそれぞれ設けられた受信器とを有する電圧送受電方式の無絶縁軌道回路装置であって、送信器は列車検知信号を送信するものであり、信号波発生部と送信部を有し、信号波発生部は2周波数を含む列車検知信号を発生するものであり、比較的高い周波数の列車検知信号を発生する発振器と、比較的低い周波数の列車検知信号を発生する発振器と、両発振器で発生した列車検知信号の2周波数を交互に周波数偏位変調あるいは混合する変換部とを有し、送信部は信号波発生部で発生した列車検知信号を送信し、進入端に設けられた受信器は進入側に送信された列車検知信号を受信するものであり、帯域ろ波器と信号受信部を有し、帯域ろ波器は比較的高い周波数の列車検知信号のみを通し、信号受信部は帯域ろ波器から送られる比較的高い周波数の列車検知信号を受信し、進出端に設けられた受信器は進出側に送信された列車検知信号を受信するものであり、帯域ろ波器と信号受信部を有し、帯域ろ波器は比較的低い周波数の列車検知信号のみを通し、信号受信部は帯域ろ波器から送られる比較的低い周波数の列車検知信号を受信することを特徴とする電圧送受電方式の無絶縁軌道回路装置。

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