特許
J-GLOBAL ID:200903000989962880

核磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251385
公開番号(公開出願番号):特開平6-098879
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 核磁気共鳴イメージング装置の構成を大幅に変更することなく、磁性体の侵入を検出でき、静磁場、高周波磁場等に悪影響を及ぼすことが無い磁性体の侵入検出手段を有する核磁気共鳴イメージング装置を実現する。【構成】 患者の測定に先だって、NMR信号処理部13からの核磁気共鳴信号がバッファリング部144を介して1次元フーリエ変換部145に供給され、スペクトルが得られる。このスペクトルの半値幅が、初期値として判定部150に格納される。患者の測定に際し、現在の半値幅と初期半値幅とが判定部150にて比較され、現在の半値幅が初期半値幅より大であれば磁性体の侵入と判断される。すると、判定部150は指令信号を警報入出力部156に供給し、警報入出力部156は、警報発生部15に警報指令信号を供給する。そして、警報発生部15により磁性体の侵入が警報される。
請求項(抜粋):
被検査体が配置される領域に静磁場を発生する磁石と、傾斜磁場発生手段と、高周波磁場信号発生手段と、核磁気共鳴信号受信手段と、上記高周波磁場信号発生手段及び核磁気共鳴信号受信手段の動作を制御するとともに、上記受信手段からの核磁気共鳴信号に基づいて、被検査体の断層画像情報を算出する信号処理手段とを有する核磁気共鳴イメージング装置において、被検査体の配置領域に磁性体が存在しないときの磁場均一度が、上記高周波磁場信号発生手段と核磁気共鳴信号受信手段とを用いて測定され、この測定された磁場均一度を記憶する記憶手段と、現時点での上記配置領域の磁場均一度と、上記記憶手段に記憶された磁場均一度とを比較し、磁性体が上記磁石に接近しているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果に基づいて、磁性体の上記磁石への接近を警報する警報手段と、を備えることを特徴とする核磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/38
FI (3件):
A61B 5/05 390 ,  A61B 5/05 370 ,  G01N 24/06 G

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