特許
J-GLOBAL ID:200903000994368368

振動型角速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-043814
公開番号(公開出願番号):特開平5-240649
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】振動型角速度検出装置において、余分な回路を採用することなく、各圧電素子の感度やオフセット量の変動をなくする。【構成】車両が角速度を生じているとき、両検出用圧電素子30a、30bが、両振動片20a、20bの振動に伴い角速度振動電圧を発生する。増幅器51が同角速度振動電圧を増幅振動電圧に増幅する。増幅振動電圧が接地レベルよりも高いときにのみコンパレータ52がハイレベルにて比較電圧を発生する。移相回路42の移相制御電圧が接地レベルよりも高いときにのみコンパレータ53がハイレベルにて比較電圧を発生する。排他的論理和回路54が両比較電圧の排他的論理和をとりゲート電圧を発生する。LPF60が排他的論理和回路54からのゲート電圧の低周波数成分をフィルタ電圧として発生する。増幅器70がLPF60のフィルタ電圧を角速度電圧に増幅し出力する。
請求項(抜粋):
移動体の一部に振動可能に設けられた振動部材と、同振動部材に固着されて同振動部材を一方向に振動させるように駆動する駆動用圧電素子と、前記振動部材に固着されて移動体の角速度に応じ前記振動部材に前記一方向と交差する方向に生ずる振動を検出し角速度振動検出信号を発生する検出用圧電素子と、前記振動部材に固着されて前記検出用圧電素子と同一の特性を有し記振動部材の振動を検出し振動参照信号を発生する振動参照用圧電素子と、前記振動参照信号の位相をほぼ90度だけ移相するように制御し位相制御出力として前記駆動用圧電素子にこれを駆動すべく付与する位相制御手段と、前記移相制御出力に基づき前記角速度振動検出信号を同期検波して前記角速度を表す出力信号として発生する同期検波手段とからなる振動型角速度検出装置において、前記移相制御出力をディジタル化処理する第1ディジタル化処理手段と、前記角速度振動検出信号をディジタル化処理する第2ディジタル化処理手段と、これら第1及び第2のディジタル化処理手段からの両ディジタル化処理出力の排他的論理和処理をし前記出力信号として発生する排他的論理和処理手段とにより、前記同期検波手段を構成するようにしたことを特徴とする振動型角速度検出装置。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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