特許
J-GLOBAL ID:200903000998187066

アキシャルピストン機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-046544
公開番号(公開出願番号):特開平10-246176
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 アキシャルピストン機械において、シリンダ及びスプリングの組み付けを、弁板側からでなく斜板側から行えるようにして組付性を高める。【解決手段】 モータ軸17にモータシリンダ34をスプライン71で結合し、スプライン71の半径方向外側に形成したガイド孔34aにピン84を移動自在に支持する。モータシリンダ34の内周に配置したスプリング81の前端をワッシャ83及びクリップ82で該モータシリンダ34に支持するとともに、後端を前記ピン84の前端に支持する。更にモータ軸17の外周に支持したカラー部材72の前端を前記ピン84の後端に支持するとともに、後端をボールベアリング21を介してインナケースCiに支持する。スプリング81の弾発力で前方に押されたモータシリンダ34の前面は、弁板27の油圧分配面27aに移動自在に接触する。
請求項(抜粋):
回転軸(10,17)の軸線を囲むように形成された複数のシリンダ孔(29,35)を有して該回転軸(10,17)にスプライン(71)で結合されたシリンダ(28,34)と、シリンダ孔(29,35)に軸方向移動自在に支持された複数のピストン(30,36)と、中央部に回転軸(10,17)が貫通する貫通孔(32b,38b)を有するとともに側部にピストン(30,36)の一方の端部が移動自在に接触する接触面(32c,38c)を有する斜板(32,38)と、シリンダ孔(29,35)に対する油圧の配分を制御する弁板(27)と、シリンダ(28,34)の一方の端部を弁板(27)に移動自在に接触させるべく、シリンダ(28,34)を弁板(27)に向けて押し付けるスプリング(81)と、を備えたアキシャルピストン機械において、前記スプライン(71)及び弁板(27)間にスプリング(81)を軸方向に配置するとともに、シリンダ(28,34)に形成したガイド孔(28a,34a)に軸方向一端側から他端側に挿入されて該ガイド孔(28a,34a)を移動自在に貫通するスラスト部材(84)を前記スプライン(71)の半径方向外側に配置し、スラスト部材(84)の軸方向一端部を回転軸(10,17)又は該回転軸(10,17)に対して軸方向に固定された部材に支持して該スラスト部材(84)の軸方向他端部をスプリング(81)の軸方向一端部に支持し、更にスプリング(81)の軸方向他端部をシリンダ(28,34)に支持したことを特徴とするアキシャルピストン機械。
IPC (2件):
F04B 1/22 ,  F16H 39/08
FI (2件):
F04B 1/22 ,  F16H 39/08

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