特許
J-GLOBAL ID:200903001006093100

2腔ペースメーカーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 十四雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300490
公開番号(公開出願番号):特開平8-206237
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 動的であるトラッキング限度と動的ペーシング限度(フライホィールレート)を有する2腔ペースメーカーシステムを提供する。【解決手段】 心房性の信号がトラッキングされないとき、ペースメーカーは非同期ペーシングと反応し、低いペーシング限度へ下降しているフライホィールレートを取り出して、両方の動的限度をデクリメントする。また凍結機能を有し、動的ペーシング限度と動的トラッキング限度を非同期動作の後の数周期にわたり一定に保持でき、トラッキングを回復可能とする。
請求項(抜粋):
患者をペーシングするための2腔ペースメーカーシステムであって、ペーシングパルスを発生させて患者の心室に供給する刺激手段、患者の心房からの心房信号を感知する心房感知手段、上記心房信号から一連の心房レートを判断する手段が、心房レートの関数として生理的なレートを判断する生理的な手段、及び上記刺激手段を制御する制御手段とからなり、上記制御手段が、上記心房レートの測定値への結合関係を有するとともに上記心房レートの測定値を上まわる動的トラッキング限度(DTL)を作るDTL手段と、上記心房レートの測定値とともに可変する動的ペーシング限度(DPL)を作るDPL手段と、タイミングで心室ペーシングパルスを供給する上記DTL以上で上記DPL以下でレートで生じる感知された生理的な心房性の信号に対し所定の上記刺激手段を制御する同期手段と、上記DPLと上記DTLの間のレートを有する感知された生理的な心房信号がないことで上記DPLで非同期パルスを供給する上記刺激手段を制御する非同期手段と、非同期パルスを供給するために上記非同期手段が上記刺激手段を制御するときに、上記生理的なレート、上記DTL及び上記DPLをデクリメントする調整手段とを有し、上記調整手段が、非同期パルスの後の少なくとも数周期にわたり不変であり、それによって上記デクリメントを遅延させるために上記DTL及び上記DPLを状態に保持する凍結手段を有することを特徴とする2腔ペースメーカーシステム。

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