特許

J-GLOBAL ID：200903001008724930

高靭性超硬合金の製造方法及び複合超硬合金ロール

発明者： 今村 寿之 ,  古城 勝彦 ,  神谷 欣宏 ,  大畑 拓巳 ,  福沢 宏
出願人/特許権者： 日立金属株式会社
代理人 (1件)： 大場 充
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-170665
公開番号（公開出願番号）：特開平8-073964
出願日： 1995年07月06日
公開日（公表日）： 1996年03月19日
要約：

【要約】【目的】 耐摩耗性を有すると共に、破壊靭性及び耐酸化性に優れた温間又は熱間加工用工具に用いる超硬合金の製造方法及びこの超硬合金を外層材として用いた複合超硬合金ロールを提供する。【構成】 WCの硬質相とCo及びNiの結合相とからなる超硬合金の原料粉末に Cr-Si化合物粉末を配合することを基本とし、体積比でCo粉末 15〜25%、Ni粉末 5〜15%、Cr-Si化合物粉末 0.5〜10%、WC粉末 50〜79.5%を含む混合粉末を焼結することを特徴とする。Cr-Si化合物はCr3Si、CrSi、CrSi2の中の何れか一種、又は二種以上の混合物である。WC粉末の平均粒子径は1.0〜10μmとする。焼結は、上記混合粉末を加圧成形の後、温度 1350〜1450°Cの減圧雰囲気中で行うか、又は、上記混合粉末を熱間等方圧加圧処理用の容器に充填の後、容器の内部を脱気処理して密封し、温度 1200〜1400°C、圧力 150MPa以下の雰囲気条件で熱間等方圧加圧処理により行う。

請求項（抜粋）：

体積比でCo粉末 15〜25%、Ni粉末 5〜15%、Cr-Si化合物粉末 0.5〜10%、WC粉末 50〜79.5%を含む混合粉末を焼結することを特徴とする高靭性超硬合金の製造方法。

IPC (3件)：

C22C 1/05 ,  B22F 3/15 ,  C22C 29/08