電池用セパレータの製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-228175
公開番号（公開出願番号）：特開平8-096787
出願日： 1994年09月22日
公開日（公表日）： 1996年04月12日
要約：

【要約】【目的】製造時の作業性が改善でき、歩留りが改善できる電池用セパレータの製造方法を得る。【構成】グラフト膜とセロハンとは接着剤を使用せずに接着し、保液紙とセロハンとはアルカリ電解液に対して難溶性の接着剤で接着し、前記セロハン同士をアルカリ電解液に対して易溶性の接着剤で接着してグラフト膜、セロハン、保液紙を一体化してなる。【効果】保液紙とセロハンおよびセロハン同士を接着剤で接着しているので、電池の組立時の作業性が改善でき、保液紙とセロハンとをアルカリ電解液に対して難溶性の接着剤で接着しているので、電解液の漏出が防止でき、それによって製造時の歩留りが改善できる。

請求項（抜粋）：

ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂からなるフィルムにアクリル酸またはメタクリル酸などの親水性ビニルモノマーをグラフト重合して得たグラフト膜と、セロハンと、親水性樹脂繊維からなる保液紙とを準備し、前記グラフト膜と前記セロハンの一方の面とは接着剤を使用せずに接着するとともに、前記セロハンの他方の面と前記保液紙とはアルカリ電解液に対して難溶性の接着剤で接着してグラフト膜、セロハン、保液紙を一体化したことを特徴とする電池用セパレータの製造方法。

引用特許：

審査官引用 (1件)

ボタン形酸化銀電池
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-066270 出願人：松下電器産業株式会社

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