特許
J-GLOBAL ID:200903001008813452

ポリプロピレンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-239478
公開番号(公開出願番号):特開平7-090023
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 プロピレンの多段階重合において、触媒活性の低下が少なく、加工性が良好で、かつ高剛性のポリプロピレンを得る方法を提供する。【構成】 下記1)〜4)により得られる重合触媒成分を用いて、プロピレンを多段階重合することからなり、かつ各段階において得られるポリマーのメルトフローレートを違えることからなるポリプロピレンの製造法。1)金属酸化物,マグネシウム,チタン,ハロゲン及び電子供与性化合物を必須とする固体触媒成分を、2)有機アルミニウム化合物及び3)ラクトン骨格構造を有する置換基含有アルコキシシランの存在下、4)オレフィンと接触させる。
請求項(抜粋):
(A)金属酸化物,マグネシウム,チタン,ハロゲン及び電子供与性化合物を必須成分とする固体触媒成分を、(B)有機アルミニウム化合物及び(C)一般式【化1】〔但し、R1 はラクトン骨格構造を有する置換基、R2 は炭素数1〜10個の炭化水素基、R4 O-、R5 3 Si-若しくはR6 3 SiO-、R3 はメチル基若しくはエチル基、xは1若しくは2、yは0若しくは1、zは2若しくは3、x+y+z=4を示し、R4 は炭素数3〜10個の炭化水素基、R5 及びR6 は炭素数1〜10個の炭化水素基である。〕で表わされる有機珪素化合物の存在下、(D)オレフィンと接触させてなる重合触媒成分の存在下、プロピレンを多段階で重合することからなり、各段階において生成するポリプロピレン成分のメルトフローレート(MFR)を、最も高分子量の成分を生成する段階では0.0001g/10分〜10g/10分未満、最も低分子量の成分を生成する段階では10g/10分〜1000g/10分の範囲内とし、かつ各段階において生成するポリプロピレンのMFRを異なるものとすることからなるポリプロピレンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/06 MJF ,  C08F 4/658 MFG

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