特許
J-GLOBAL ID:200903001011843460

光学式文字読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076235
公開番号(公開出願番号):特開平9-265510
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 カラーイメージセンサの相対的な出力レベル差に影響されずに、正確な色判定を行い、ドロップアウトカラーを確実に除去するOCRを提供する。【解決手段】 赤,緑,青の色信号rd,gr,blは、色判定部31〜34と最大値検出部35へ与えられる。色判定部31〜34は、それぞれ異なるクラスの基準値を基に色判定を行う。最大値検出部35は色信号の最大値maxを検出し、ピーク検出部50は最大値maxからピーク値peakを検出する。レベル判定部60は、ピーク値peakから色信号レベルのクラスを判定し、判定結果cselを色情報選択部40へ与える。色情報選択部40は、判定結果cselに基づき、色判定部31〜34から出力される色判定結果cl1〜cl4の中から色信号レベルに対応する色判定結果bselを選択する。輝度信号選択部90は、選択された色判定結果bselに基づいて輝度信号bwを選択出力する。
請求項(抜粋):
帳票上に記載された文字を画素に分解して光学的に読取り、赤、緑、青の原色成分信号に分離して出力するカラーイメージ読取手段と、前記各原色成分信号間の信号レベル差によって色判定を行い、判定された赤、緑、青または無彩色の色成分信号をイメージデータとして出力するカラー処理手段と、前記イメージデータから、文字認識辞書に登録されている登録パターンを参照して前記帳票上に記載された文字を認識する認識手段とを、備えた光学式文字読取装置において、前記カラー処理手段は、前記信号レベル差に対してそれぞれ異なる基準値を用いて色判定を行い、判定結果をそれぞれ色情報信号として出力する複数の色判定部と、前記各原色成分信号の中から信号レベルが最大の最大値信号を検出して出力する最大値検出部と、前記複数の色判定部から出力される色情報信号の中から、色情報選択信号で選択されたものを色信号として出力する色情報選択部と、前記最大値信号の信号レベルのピークを検出し、ピーク値として保持しかつ出力するピーク検出部と、前記ピーク値を基に前記信号レベル差のクラスを判定し、判定結果に応じて前記色情報選択信号を出力するレベル判定部と、前記色信号と処理モードに応じて与えられるモード選択信号とに基づいて輝度選択信号を出力する色情報処理部と、前記輝度選択信号に基づいて前記各原色成分信号と前記最大値信号の中から1つを選択して輝度信号として出力する輝度信号選択部と、前記ピーク値を基に前記輝度信号の信号レベルを補正してイメージデータを前記認識手段に出力する輝度信号補正部とを、備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。
IPC (2件):
G06K 9/20 350 ,  G06K 9/20 320
FI (2件):
G06K 9/20 350 B ,  G06K 9/20 320 F

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