特許
J-GLOBAL ID:200903001012020041

インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタにおけるインク吐出制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010850
公開番号(公開出願番号):特開平11-207951
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 非吐出のインク吐出孔からのインク漏れを確実に防ぐことのできるインクジェットプリンタを提供すること。【解決手段】 インク吐出を行うインク貯留室の圧電素子には、インク吐出を行うための振幅と傾きを有する波形のVsorce(ON)電圧を供給し、非吐出のインク貯留室の圧電素子に対しては、当該非吐出のインク貯留室内に回り込む圧力波がピークとなるタイミングで、当該インク貯留室内の容積を最大とするVsorce(OFF)電圧を当該非吐出のインク貯留室の圧電素子に供給する。そして、当該Vsorce(OFF)電圧波形の立ち上がりの傾きは、Vsorce(ON)電圧波形の傾きよりも緩やかなものとする。
請求項(抜粋):
インク流路と、該インク流路から分岐し、インク吐出孔が設けられた複数のインク貯留室と、供給される駆動電圧の大きさに応じて変位し、各インク貯留室の容積を変化させる複数の圧電素子とを備えたインク吐出手段と、前記インク吐出孔からのインク吐出が行われる前記インク貯留室の容積変化量及び変化速度に対応した、所定の振幅及び傾きを有する波形の第1駆動電圧を発生させる第1駆動電圧発生手段と、前記第1駆動電圧の波形の所定の振幅よりも小さい振幅、あるいは前記所定の傾きよりも小さい傾きの少なくとも何れか一方を有する波形の第2駆動電圧を、前記第1駆動電圧に基づくインク貯留室内の前記インク吐出の方向の圧力波が生じる期間に発生させる第2駆動電圧発生手段と、前記第1駆動電圧発生手段または前記第2駆動電圧発生手段から前記各圧電素子への各通電経路を、夫々開閉する複数のスイッチ手段と、画像情報に応じて、インク吐出を行うインク吐出孔を選択し、当該選択情報を出力するインク吐出制御手段と、前記選択情報に基づいて、前記選択されたインク吐出孔に対応する圧電素子については、駆動電圧として前記第1駆動電圧を選択し、それ以外の圧電素子については、駆動電圧として前記第2駆動電圧を選択する駆動電圧選択手段と、を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (5件)
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