特許
J-GLOBAL ID:200903001015025427

構造材の固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-107152
公開番号(公開出願番号):特開2005-291362
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 第1、第2係合部材が一対の構造材の係合溝から脱落するのを防止することができる構造材の固定装置を提供する。【解決手段】 第1、第2係合部材4,4′を保持部材5によって係合溝A1の幅方向へ移動可能に保持させる。第1、第2係合部材4,4′間には、それらを互いに離間する方向へ付勢するコイルばね7を設ける。コイルばね7は、第1係合部材4を一方の構造材Aの係合溝A1の突出部A2及び他方の構造材(図示せず)の係合溝の突出部に突き当てるとともに、第2係合部材4′を一方の構造材Aの係合溝A1の突出部A3及び他方の構造材の係合溝の突出部に突き当てる。この状態では、第1係合部材4,4′の各係合突条4e,4eが一方の係合溝A1の突出部A2,A3及び他方の係合溝の突出部と対向し、第1、第2係合部材4,4′が一方の係合溝A1及び他方の係合溝から脱落不能になる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
それぞれの一側面に、両側壁面から互いに接近するように突出する突出部を有する係合溝が形成された一対の構造材を、両方の構造材の上記係合溝が形成された一側面どうしが交差するように一方の構造材の上記一側面に他方の構造材の端面を突き当てた状態で固定するための構造材の固定装置において、 上記一対の構造材の各一側面に突き当てられる当接部材と、 上記一対の構造材の各係合溝の一方の側壁面に形成された各突出部に上記係合溝の内側から外側へ脱出不能にそれぞれ係合可能である二つの係合部が、上記一対の構造材側の各側部にそれぞれ設けられた第1係合部材と、 上記第1係合部材に対し上記係合溝の幅方向に対向して配置され、上記一対の構造材の各係合溝の他方の側壁面に形成された各突出部に上記係合溝の内側から外側へ脱出不能にそれぞれ係合可能である二つの係合部が、上記一対の構造材側の各側部にそれぞれ設けられた第2係合部材と、 上記第1、第2係合部材に上記一対の構造材の各一側面から離間する方向へ移動不能に設けられた雌ねじ部材と、 上記当接部材を貫通して上記雌ねじ部材に螺合された雄ねじ部材とを備え、 上記第1、第2係合部材が、それぞれの係合部が上記突出部の対向面間を通って上記係合溝に対して出没可能になる挿通位置と、それぞれの係合部が上記突出部に対し上記係合溝の内側から外側へ脱出不能に係合可能である係合位置との間を上記係合溝の幅方向へ接近離間変位可能とされ、 上記第1、第2係合部材間には、上記第1、第2係合部材を互いに離間する方向へ付勢してそれぞれの係合部を上記係合位置に変位させる付勢手段が設けられ、 上記雄ねじ部材が締め付けられると、上記当接部材が上記一対の構造材の各一側面に突き当てられるとともに、上記係合位置に位置している上記第1、第2係合部材の各係合部が上記一対の構造材の各突出部に上記係合溝の内側から外側へ向かって突き当てられ、それによって上記一対の構造材を互いに固定することを特徴とする構造材の固定装置。
IPC (2件):
F16B7/18 ,  F16B7/04
FI (2件):
F16B7/18 D ,  F16B7/04 301V
Fターム (4件):
3J039AA08 ,  3J039BB02 ,  3J039GA08 ,  3J039GA11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3365629号公報
審査官引用 (5件)
  • 特許第3365629号
  • 特表昭56-500503
  • 特公昭47-014527
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