特許
J-GLOBAL ID:200903001019348298

レーザー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059317
公開番号(公開出願番号):特開平6-252474
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 レーザービームの品質劣化やビームトラッピングによる効率の低下を防止して、伝播特性や集光特性の優れたレーザービームを得ると共にレーザービームの発振効率の向上を図る。【構成】 レーザー装置の不安定共振器は、レーザー活性媒質60で増幅されると共に取出ミラー10及びリアミラー12で拡径されたリング状のレーザービームを取り出す。また、この不安定共振器は、取出ミラー10及びリアミラー12の各々の曲率半径と取出ミラー、リアミラー間の距離Lとを、取り出されたレーザービーム64,70が平行なリング状のレーザービームとなるように共焦点条件を満足させて設定した。さらに、不安定共振器は補正光学系として取出ミラー54及びリアミラー56、凹レンズ66等を有し、この補正光学系はレーザー活性媒質60で屈折されたレーザービームを拡散する方向に補正する。従って、レーザービームがレーザー活性媒質60で屈折された場合でも、平行なリング状のレーザービームを取り出すことができる。
請求項(抜粋):
取出ミラー及びリアミラー間のレーザー活性媒質で増幅されると共に、取出ミラー及びリアミラーで拡径されたリング状のレーザービームを取り出す不安定共振器であって、取出ミラー及びリアミラーの各々の曲率半径と取出ミラー、リアミラー間の距離とは前記取り出されたレーザービームが平行なリング状のレーザービームとなる共焦点条件を満足するように設定された不安定共振器を備えたレーザー装置において、前記平行なリング状のレーザービームを取り出すために、前記レーザー活性媒質で取出ミラー及びリアミラーの光軸方向に屈折されたレーザービームを拡散する方向に補正する補正光学系を備えたことを特徴とするレーザー装置。

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